代表監督は和魂洋才

2018年7月4日WED

W杯決勝トーナメントで2点差からの逆転劇は
1970年準々決勝イングランド対西ドイツ戦以来、
48年ぶりだそうです。
延長の末3対2で前回王者イングランドを沈めた西ドイツの
1点目は皇帝ベッケンバウアーがペナルティエリア右外から長距離弾、
2点目はゲルマン魂の権化ウベ・ゼーラーがバックヘッド
3点目は爆撃機ゲルト・ミューラーが右足を高々と上げたボレー
いずれも昨日のことのように思い出します。


昨日のベルギー戦で
日本が挙げた2得点も美しい軌跡を描き、
後世まで語り継がれるでしょうし、
迫力という点ならベルギーの3点目こそ
日本人が忘れちゃいけない1点かもしれません。
キーパーのクルトワがデブルイネに手で転がしたパスから始まり、
右サイドのムニエからルカクのスルーを経て
左からシャドリが決めるまで10秒足らず。
西野監督は試合後
「ああいうスーパーカウンターを受けるとは予想していなかった」
と語るしかありませんでした。


ところがミランやユベントス、レアルを優勝に導き
イングランド代表監督も務めたイタリア人のカペッロ氏曰く
「(私が日本代表監督なら)
本田の首根っこに掴みかかって怒っていた」
延長突入寸前のタイミングで
キーパーにキャッチされるコーナーキックなんてトンデモナイ!
とカウンター直前にコーナーキックを蹴った本田に噛みついているのです。


距離がある無回転のフリーキックを
惜しくもキーパーの好セーブでコーナーに逃げられた直後だっただけに
「本田はアドレナリン出まくりだったから仕方ない」
と考える日本人は甘いんでしょうね。


そんなことを考えていたら今朝のスポニチ1面は
「西野退陣、クリンスマンが後任に決定的」と
元ドイツ代表監督の名前をスクープしているじゃありませんか。


西野監督続投は決定的と思っていたし、
日本人の大多数も同じだったでしょう。
でもベルギーのスーパーカウンターを予想できなかった
西野監督じゃあダメなのかなあ。。。


明治維新後、高給で雇った外国人技術者が
日本の急速な近代化に大きく貢献しました。
Jリーグやドーハの悲劇を経て一気に強くなった日本サッカーも
外国人指導者の存在は欠かせませんでした。
それでも皆さん名前を忘れていそうなハリル前監督を思い出すと、
意思疎通はやはり重要な要素、
特に日本人のメンタリティーを汲み取れる監督は
必要不可欠じゃないでしょうか。


古い話で恐縮ですが、
前回の東京五輪ベスト8やメキシコ五輪銅メダルを助けてくれた
ドイツ人クラーマーさんのような
日本人監督の下で、技術的、戦術的助言をする
外国人コーチの登用なんていかがでしょうか。
はい、和魂洋才です。


そんなことを考えながら
2年後の東京五輪や4年後のカタールW杯が楽しみで仕方ない、
かめさんでした。


2018年6月末で19年9か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.32%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.14%ですm(_ _)m 

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