2014/10/21 TUE
今月１日、かみさんとの待ち合わせ場所に急いでいると
消防車や救急車のサイレントと共に
「危ないですから立ち止まらないでください！」
の声がパトカーから。
水曜日午後8時半の有楽町駅前にできた人だかりの方を見ると、
高速下の飲食店街2階で
炎がガラス窓を破って勢いよく噴出しているのは
家族でもよく利用していた漢城軒という焼肉屋さん。

実はこのお店、
焼肉無煙ロースターなどの会社が経営するアンテナショップ。
ゆえにコスパがよく昼時は行列の人気店でした。
現在まだ休業中、再開が待ち遠しいかめさんですが、
ちょっぴり罪悪感も。
というのは火事に遭遇した時、
築地のまだ食べたことが無いふたごという焼肉店へ行くために
かみさんと待ち合わせしてたんです。

えっ、どっちの焼肉がおいしかったって？
うーん、浮気の感想を聞かれているようで答えづらい質問ですが、
正直に白状すれば、
本妻漢城軒から浮気相手のふたごに気持ちが揺れているかめさん。
漢城軒が復活したら白黒つけようと思っています。

かように浮気は消費者の習い性ですが、
その点偉いのが昨日火災から1年8か月振りに再開した
かんだやぶそばのファン。
開店前から100人が行列を作り、
主人が再開に当たり一番気にかけたのは
「味が変わった、と言われないか」
だそうです。

130年以上の歴史をもつお蕎麦屋さんなら、
客足が遠のいたことも一度や二度じゃないはず。
そんな時凡人は気を引くために味を変えたり刺激を加えたりして
客の気を引こうとするでしょうが
全焼でピンチのかんだやぶそばが選んの道は味を変えないこと。
よほどの勇気と技術がなければできないことだと思います。

またあの辛い汁にもりそばの先っちょを少しだけつけて、
ズズッとたぐりたい、かめさんでした。

かめさん流16年の運用実績は9月末で10.68%です<(＿ ＿)>