騎馬戦、棒倒し、組体操、絶滅の危機
2015/3/4 WED
体育祭の騎馬戦で騎手をやっていて落馬、
手足がまひしてしまった元県立高校の男子生徒に対して、
福岡県へ2億円の賠償を命じる判決が出ましたが、
「何でもかんでも禁止じゃ、子供たちが可哀想」
というワンパク待望論から
「保険をかけて実施すべし」
という割り切り型まで
ネットで賛否両論騒がしくなっています。
かめさんが卒業した高校も女子が1割ぐらいしかいないほぼ男子校ゆえ、
騎馬戦は全員参加、結果は覚えていないんですが、
忘れられないのがO君の雄姿。
大きな体で馬の一番前になって雄叫びと共に敵へ突撃、
敵の馬に連発で前蹴りを食らわしながら
イヒヒと笑うその顔は40年たったいまでも忘れられません。
普段は勉強ができておとなしいO君の豹変。
やっぱり、騎馬戦は男の血を騒がせてくれるんですかね。
福岡地裁が今回2億円の賠償を命じた理由は二つ。
「練習をさせていない」
「ルールや審判員の配置が不適切」
でも例えこれらをキチンとやっていたとしても、
O君のイヒヒを思い出すにつけ、
騎馬戦で事故を防ぐには相当の覚悟がいるよな、
と思っちゃうかめさん。
もちろんリスクの高さは棒倒しや組体操も相当なもの。
ネットで「保険」というアイデアがありましたが、
保険料はかなり高いでしょうね。
それどころか引き受けてくれる保険会社があるんでしょうか?
事なかれ主義がはびこる世知辛い今の学校じゃ無理かなあ?
敵の将軍の首を蹴り合った野蛮な風習が
やがてルールを整えてサッカーやラグビーに発展したように
騎馬戦、棒倒し、組体操ももっと安全にできる仕組みを考えて
なんとか残してもらいたい、かめさんでした。
かめさん流16年5か月の運用実績は
2月末で11.30%です<(_ _)>