ギリシャには納得がいきませぬ

2015/7/6 MON

今朝なでしこジャパンが登場した女子サッカーW杯決勝、
前半16分で0-4とアメリカにリードを許すまさかの展開。
ロイドにハットトリックとなるロングシュートを決められ
キーパー海堀が頭を抱えた時はどうなる事かと思いましたが、
2-5まで盛り返したのはさすが前回王者の意地。
それでも点差はともかく、
アメリカの方が地力で一枚上と納得のかめさん。


でも、
キックオフの2時間くらい前ニュースで知った
ギリシャ国民投票の結果には納得がいきませぬ。
しかも接戦が予想されたのに、
緊縮反対6割という大差で。


ちょうどかめさんが読んでいる
倉澤遼と名乗る元商工ファンド幹部が書いた
「特命回収」という小説。
この中にも
「借りたものは返す。こりゃ当たり前の社会規範だ」
という大物右翼のセリフが出てきます。


ただ、ここから話がややこしい。


主人公が勤務する貸金業者のライバル会社による
暴力的な取り立てが社会問題化し、
借りた金を返さない債務者が被害者になっちゃいます。


もちろん暴力はNGですが、
今回テレビでギリシャ国民のインタビューを見ていても
「EUが金融支援の見返りに、我々の年金削減を求めるのはケシカラン」
みたいな調子が目立ち、まるでギリシャも被害者。
お金を返してもらえない本当の被害者IMFだって、
こぶしを振り下ろしたいのを我慢している筈でしょう。
第一、
財政赤字隠ぺいで実現したEU加盟だし、
これがバレた挙句のギリシャ国債急落が問題の発端。
盗人猛々しいとは、この事です。


実は200年ほど前、
ドイツにあったバイエルン公国からギリシャに貸した金が
焦げ付いた時から繰り返されてきたギリシヤ危機。


小説「特命回収」では
債務者から預かった300万円を着服した悪徳弁護士を
主人公がやっつけ、
溜飲を下げることができますが、
ギリシャ問題はどうでしょう?


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