100円ショップ・ダイソーの秘密
2017/7/16 SUN
時々見ているTBSがっちりマンデー、
先月放送の100円ショップ・ダイソーは見ました。
何せかめさん家、ダイソー無しでは
ご飯も食べれないし、お風呂も入れません。
でも登場した矢野社長、相当ユニークです。
席に着くや否や、
赤いペンキを進藤アナに掛けちゃった!?
とパーティーグッズで皆を驚かせ大喜び。
「世界に4,950店舗を展開できた秘訣は?」
MC加藤浩次からの定番クエスチョンにも
「経営計画なんて作ったことがない」
「目標、予算、ノルマもない」
スタジオでは捉え所のなかった矢野社長ですが、
東広島市の本社に帰ると生き生きします。
社内を歩き回りながら
下駄箱消臭剤メーカーと交渉中の商品開発担当には
箱に書かれた使用期限1か月の表示を見て
「お客さんに不利な情報は大きく書け」
1972年に始めた日用雑貨の移動販売を、
値札付けが大変なため100円均一方式へ変えて以降、
会社を続けていくためには
「とにかく売るしかなかった」
「そのためにはお客さんからの信用が何より」
というポリシーで大当たり。
一方メーカーとの交渉は超シビア。
「10回以上の作り直しは当たり前」
「作り直しが多いほど売れる」
メーカーにとっての利幅は相当薄いようですが、
何せ7万アイテムが全世界4,950の店頭に並べられ、
月に700の新アイテムが投入されるそうですから、
採用になればガッチリ!
頑張るしかないようです。
カミサンによれば、
我が家から歩いて15分ほどのヨーカ堂にも
最近ダイソーが出店したそうな。
「内需関連株でかめさん流の投資候補だな」
早速四季報で大創産業を探しましたが見つかりません。
「えっ、もしかして?」
はい、大創産業は非上場でした。
番組の最後を
「今の目標は倒産しない事」
と締めくくった矢野社長。
「最後までオモロイ社長やな」
と思っていたかめさんでしたが、
非上場と知って見る目が一変。
「投資家のために数字を追うなんてマッピラ」
そして最後の一言に込めた思いは
「給料や仕入れ代金を払い続ける事がどれだけ大変か」
に違いありません。
会社にとって一番大切なことを
久しぶりに思い出させてくれた矢野社長に
感謝、感謝のかめさんでした。