腐った資本主義

2018年8月5日SUN

かめさんは新入行員の頃、何度か日銀に怒られました。
大封といって1万円×100枚の札束を
さらに10コ束ねて1000万円単位で日銀へ入金するんですが、
束ね方が甘い!と怒られたのが何度か。
かめさんの手ボケが原因なんで、これはこっちが悪い。
ただ、
その大封に押す直径5センチくらいの出納印が曲がっている
という理由で突き返されたのにはさすが驚きました。
印影は鮮明なんですが、確かに出納印が少し傾いています。
でも15度は全然曲がっていないし。。。


それ以来日銀は絶対に間違いを犯さないんだと
信じて生きて来ました。
15度も曲がっていないハンコを突き返せる人たちは、
きっと完全無欠なんだろうと。


そんな40年近く前を思い出させたのは
日銀が家計の投信残高を30兆円以上も多く計上していた事件。
100兆円からいきなり70兆円に統計が減って
記者から
「アベノミクスへの忖度?」
と追及された日銀曰く
「ミスではない、定期的な改定作業の一環」


さすが、日銀!
完全無欠でミスなんかあり得ませんなあ
と皆が納得すると思っているんでしょうか?
第一、定期的な改定作業の
具体的な作業内容や改定理由の説明が記事に見当たりません。


すり替え、責任転嫁、記憶喪失。。。
指折り数えたくありませんが、
近い順に文科省、財務省、防衛省、、、
まだ何かあったような気もしますが、
気が滅入るので止めておきます。


永田町で確実視されているらしい安倍3選、
もし民意が反映されているなら
民主党政権で幻滅させられた社会主義への反感が、
安部3選の一番の理由でしょう。
かめさんもそれは同じですし、
社会主義は信用していません。


ただ一週間前のテレ東で特集していたベトナム戦争。
もう半世紀も昔になる歴史上の出来事ですが、
資本主義の超大国アメリカが
社会主義の小国北ベトナムに敗れた原因は
ひとえに南ベトナム政府の腐敗でした。
共産化阻止に使われる名目だった米国の資金援助は
政治家の私腹を肥やしていたのです。


腐った資本主義は社会主義に負けます。


2018年7月末で19年10か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.31%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.13%ですm(_ _)m 

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