資産運用の勝率2割って低すぎません?
2018年9月2日SUN
きのうの朝日新聞土曜版に載っていたアンケート記事
「資産運用をしていますか?」によれば
「はい」が46%で半数近くの人が株や投資信託など
元本保証のない金融商品を持っていました。
「理由」「金額」などのアンケートが続きますが、
最後の全員を対象とした設問
「景気が良いという実感がある?」にyesと答えたのは
「まあまあある」8%
「強くある」1%の合計1割くらい。
株高以外は景気回復を実感できないと言われるアベノミクスゆえ
最後の設問は「株で儲かってますか?」とほぼ同じ意味ですから
株で儲けている人は全体の1割、
資産運用をやっている人の2割程度と想像できます。
勝率2割って、低すぎません?
考えられる理由その1は
「手数料は確実な勝ち」といえる金融機関の存在。
胴元(失礼!)のテラ銭が減らない限り、
投資家の勝率は中々上がらないでしょう。
理由その2は儲けが一部の勝ち組に偏っている可能性。
生意気にもかめさんが今のところ勝ち組でいられるのは、
リスクプレミアムを信じてきたお陰。
お金を集める側にとって、
期日に決まった額を返済しなければならない銀行借入に比べ、
あるとき払いの催促なしである株はとても便利。
それ故お金を出す側にとって、
高いリターンを生むリスクプレミアムは
株式会社400年の歴史が証明しています。
とはいえ元本割れリスクが怖いのは世の常、人の常。
勝率2割は簡単に上がらないかもしれません。
2018年8月末で19年11か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.32%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.13%ですm(_ _)m