JTBと5つ星ホテルを笑ろてんか

2019年7月26日FRI

1年半前に放送されていたNHKの朝ドラ「わろてんか」。
吉本の創業者・吉本せいがモデルですが、
とても笑える状況じゃない現在の吉本。


同じ様にとても笑える話じゃないけど、
怒りやあきれを通り越して、
笑うしかないのが、
今日のスペイン旅行てん末記であります。


「笑ってね」を意味する大阪弁「笑ろてんか」の通り、
読者には笑って欲しいのですが、
JTBツアーでご一緒させて頂いた皆さんの中には
不愉快に思われていた方がいらっしゃるかもしれません。
なにせ、かめさんフロントの前で朝っぱらから
「これで5つ星ホテルか!」
「部屋番号は2・4・1!」
と大声を出しましたから。
この場を借りて、深くお詫びいたします。


ツアー中は怒りの訳を話しませんでしたので、
気分を害された方も、良かったら、
このてん末記にお付き合いください。


6泊8日の5泊目、遅い夕食を終えて
バルセロナのCROWNE PLAZAホテルへ帰ったのは深夜12時ころ。
いくらカードキーを差し込んでも部屋のドアが開きません。
添乗員О氏を起こすのは申し訳ないので、
3階から1階のフロントに下り、事情を伝えると、
息を吹きかけた程度か別カードか分かりませんが、
少し待たされてから、カードキーを渡されます。


しかし、今度も開きません。
やっと部屋まで来たクラークはさすがにSorryと一言。
3回目はもう少し偉そうなクラークがやって来て、
マスターキーで開けてくれました。


カードキーの代わりに二つ折りの紙を差し込んで、
ルームライトを点けてから、
next morningにはokとのこと。
さらにEnglish ok?と聞いてきます。
カミサンは多少できるんですが、
かめさんがキッパリNo。
Japanese?にYesと答えると
「ゴメンナサイ」と偉そうな一言が返ってきました。


結局その日寝たのは2時すぎ。
翌朝いの一番にカミサンがフロントへ行くと
「知りません」だとさ。
もう一晩連泊だったし、部屋に施錠できないため、
ホテル内で朝食を食べるにも
小荷物を持ってウロウロです。


8時半出発でしたから、7時半過ぎに添乗員O氏に話し、
7時45分、技術スタッフと称する2人が部屋に。
しかし15分ドアを弄り回してもラチが開かず
5minute待ってと言い残して立ち去ったキリ、
二度と2人は姿を現しませんでした。


こんな状態が続き、
大声を上げたのが冒頭のシーン。
そのままバスに乗り込んでも、
バルセロナの街並みが目に入る筈がありません。
かめさんが怒りを抑えて
「部屋の交換も含め、ちゃんと対応してくれ」
と添乗員O氏に迫ったのが、1回目にバスから降りた時。


「私が責任を持ってカードキーを交換させます」
という言葉を引き出したのが2回目の下車時。
「ヤレヤレ」という思いと
「こんな当たり前のことがなぜやっと今?」


そんな思いが交錯しましたが、
てん末記の本番はこれからです。


FCバルセロナの本拠地であるカンプ・ノウ見学の後、
買い物を終え、CROWNE PLAZAホテルへ戻ると、
添乗員O氏とホテルのマネージャーらしき人物が
フロント前で待ち構えていました。
駆け寄ってきた添乗員O氏曰く
「カードキー交換できました!」
何やらご褒美でも欲しそうな顔でしたが
かめさんの胸の内は「それだけ?」


3人で3階の部屋まで上がり、
ドアが無事開いたのを確認した添乗員O氏は、
お愛想を言いながら去って行きました。
かめさんがずっと、ずうっ、ずーーと待っていた
謝罪の言葉はないままに。


それでもホテル側からお詫びのメッセージくらいあるかと、
期待していたかめさんは甘かった。


タオル交換は一部だけ。
帰国後話したSのおばあちゃんからは
「民宿並ね」と言われちゃう5つ星ホテルのサービス。
いやそんなこと言ったら日本中の民宿から怒られます。
2時間も部屋を使えないのに
事務的な「Sorry」と尊大な「ゴメンナサイ」で終わりなんて、
日本じゃあり得ません。


入った部屋に残っていたのは、
朝ベッドサイドに置いて出た
2ユーロのチップ。


それが7月16日の
フェイスブックとツイッターへの次の投稿。


部屋のカードキーが開かず、昨晩今朝と待つこと2時間。
呆れたことにこれで5つ星ホテルだとさ。
お陰でバルセロナの景色は何も覚えていません。
これがスペインの常識?
旅行大手●●●のスタンダード?
カードキー換えればいいの?
チップ2ユーロが残っていたので、これが代償ですか?


ブログやSNSを始めて10年くらいになりますが、
怒りをこんなストレートにぶつけたのは多分初めて。


それでも今宵はツアー最後の晩餐。
また朝みたいな仏頂面していたら、
他の皆さんに申し訳ない。
言わなかったけど、カミサンも同じ思いだったでしょう。
一緒のテーブルに座った関西からいらしたカップルの方と4人、
楽しく食事をさせて頂きました。
かめさんから見て左90度のテーブルに一人座る、
添乗員O氏へも何度か話を振りながら。


晩餐も中盤を過ぎた頃、
一人スマホをいじり始めた添乗員O氏。
何を見たのか
「やってられねえや」
と言いたげな表情で両手をイスの後ろに垂らし、
不貞腐れ始めました。


晩餐前に投稿したかめさんのSNSを見たんでしょう。
それが証拠にかめさんにガンを飛ばし始めます。
左90度から睨みつけられたかめさん、、
オメオメ引き下がるほどヤワじゃありません。
こちらのテーブル4人でオシャベリをしながら、
不意に左90度のテーブルへ視線をやると、
慌てた様子で添乗員O氏が目をそらしました。


それからは何事もなく、
ロンドン経由で無事帰国。
最低限のことを済ませ、
その日のうちにJTBへ電話しましたが、
あいにく担当のYさんはお休みです。
代わりの方に事のてん末を話し、猛抗議。
このフレーズも最近使った記憶がないなあ。


翌日JTBのYさんからカミサンにお詫びの電話があり
「添乗員Oはすぐ他のツアーに出かけたため、
帰国する24日に事情を聴いて、再度連絡します」
とのこと。
まあ仕方ないでしょう。


そして24日。
いつもカミサンが手続きをしているため、
初めて話すかめさんにYさんが言います。
「この度は不快な思いをさせてしまい、
申し訳ありませんでした」
「何が申し訳ないの?」とかめさん、心の声。
微妙な間の沈黙で感じたのでしょう。
Yさんが言葉をつなぎました。
「カードキーの不具合で、
朝の出発間際に急がせてしまったことを
添乗員Оが詫びております」


「はあ?そこ?」
「添乗員O氏から謝罪が無い事」
「ガンつけられたと感じた事」
共に帰国した当日、
代わりの人に猛抗議したのに何も伝わっていませんでした。


「なぜ?」と思いつつ、
抗議内容を繰り返すかめさんにあわてたYさん
「明日25日、添乗員Oから報告書が提出されますので、
それを見てから再度電話致します」


Yさんには言わなかったけど、
「社内の報告書より、
添乗員O氏からお客様への謝罪が先じゃないの?」


交通公社時代の名残りなのか、
お役所丸出しのJTBに
何度目か分からないため息をついた、かめさん。
昨日26日にもらった電話でも
「5つ星とかいうCROWNE PLAZAホテルはどうなの?」
と聞くと
「●●が問い合わせてますが、まだ返事がありません」
「●●が今後のツアーについて利用を再考します」
と言う風に聞こえる返事。
何度も繰り返される●●が聞き取れないため、
全体の内容がよく呑み込めなかったかめさんが
「すみません、●●って何ですか?」
と聞くと
「社内でツアーを企画する何とか企画部です」


はあ〜?フツーの会社なら、
お客さんに分からない社内用語を使わないことぐらい、
叩き込まれる以前に当たり前だぞ。
「JTBには、お客さんと言う意識が無いんだな」
と納得しました。


それでもYさんがお詫びしながら
「JTBで厳しく再教育、再指導します」
とする添乗員O氏について訊ねると
「交換したカードキーを亀谷さんに渡す時、謝罪した」
「SNSは帰国後初めて見たので、ガンは飛ばしていない」
と本人が答えているそうです。


言った言わないになることは、最初から分かっています。
それでも書いておきますね。


何度も書いたように
CROWNE PLAZAホテルのクラーク2人がそれぞれ言った
「Sorry」「ゴメンナサイ」はよく覚えています。


CROWNE PLAZAホテルへチェックインした時に、
うちともう一組のカードキーが未発行だったことに
添乗員O氏がきちんと謝罪してくれたことも、
ハッキリと記憶にあります。


逆に往きのロンドン・ヒースロー空港での乗り継ぎで、
小説のアイディアがひらめき、
ノートpcへの打ち込みで手が離せず、
待たせたことを添乗員O氏にお詫びしました。


うちのカミサンもバスで皆さんを
待たせたことがありましたが、
皆さんの前でキチンと詫びていました。
エライなと思います。


添乗員O氏からガンつけられたと感じた翌日の朝食会場、
バイキングの料理を選ぶカミサンに近づいて行く、
添乗員O氏の姿が見えました。
でも、話しかけなかったようです。
そのうちかめさんにも後ろから添乗員O氏が近づいてきました。
こちらも結局話し掛けられることは有りませんでした。
何を言いたかったのでしょう?


JTBのYさんからもらった電話は、
かめさんの方から
「この辺で、もう終わりにしましょう」
と打ち切りました。
もちろん、JTBやCROWNE PLAZAホテルは、
二度と利用しないことを申し添えて。


最後になりましたが、
ツアーでご一緒させて頂いた皆さんには
感謝しかありません。
ここに書いたこと以外は楽しい思い出ばかりです。
今回の旅行を生かした
日本スペイン歴史黄金ミステリーは
必ず世に出しますので、ぜひ読んで下さい。


再び会えることを信じて、
ひとまず、アディオス!


2019年6月末で20年9か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.22%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.01%ですm(_ _)m 

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