「今さら」じゃない、「今だから」止めよう今夏の殺人五輪

2021年7月2日FRI

7月に入り、
テレビもやっと五輪開催モードかと思いきや
グダグダの五輪コロナ対策に
感染拡大のニュースばかり目立ちます。


昨日の朝から映像が繰り返し流れている、
サッカー欧州選手権を観たスコットランドの人たち2千人が
コロナに集団感染したニュースばかりじゃありません。
その前の日には、ロシアでの観戦から帰国した
フィンランドの人たち3百人以上も感染。
観戦と感染の誤変換にはもう慣れましたが、
Jリーグやプロ野球で一定の観客を入れて大丈夫、
だから五輪も強行できると言う人たちには
怒りを通り越して笑うしかないです。


感染症の専門家が言うように、
Jやプロ野球でクラスターの発生がないように見えたのは、
大規模な社会実験が出来なかっただけ。
スコットランドのケースは、
20-30代男性に感染が急拡大したことに
疑問を抱いた保健当局の聞き取り調査で、
スタジアムだけではなくパブや観戦イベントでのクラスターが判明。
フィンランドのケースは
試合が終わったロシアから帰る時の入国審査がきっかけ。
いずれも偶然が社会実験の代わりを果たしましたが、
菅首相も青くなっているでしょう。


五輪コロナ対策の切り札とされるバブル方式も崩壊寸前に見えます。
陽性者が見つかったウガンダ選手団の入国手続きで
検疫と自治体が責任をなすりあい、
世界に醜態を晒した一連の騒動。
穴だらけと言われていた日本の水際対策でも政府は
「テニスの全豪オープンほか国際大会で成功したバブル方式で」
と胸を張っていました。


ただお手本にされた全豪オープンの選手や関係者は
主催者が手配した世界各地からのチャーター便数十機でしか
入国を許されない仕組みでした。
ゆえにロサンゼルスからメルボルンへの
チャーター機で現地入りした錦織選手は
同乗者に陽性者がいただけで自身は陰性でも
ホテルで2週間の隔離生活を余儀なくされます。


一方成田までウガンダ選手団と同乗していた80名の人たちは?
と心配していたら、昨日一人の陽性が判明。
再び閉会中審査で野党の追及を受けるんでしょうが、
いつまで調整中連発を続けるつもりでしょうか?


昨日から本格的に始まった成田での入国は
五輪関係者の動線を分けても、
厚労省の担当者が
「あまり意味はない」とアッサリ認める始末。
同じように動線を分けても感染爆発した
ダイヤモンドプリンセス号の船内を
世界中が思い出したでしょう。
せめて、
1日百万回を超えたワクチン接種にすがる思いは、
供給遅れで急ブレーキが掛かりそうです。


しかもここに来て東京の感染者が急増。
オリパラ中の感染者数予測も一番控えめに見ても
五輪期間中の7月末までに1千人超えと
悲観論が一気に高まっています。
1千人は都民が通常医療を受けられなかった今年初めの水準。
去年のGW中も同じ思いでしたが、
こんな恐怖を五輪のために味わうのは
二度とごめんです。
楽観的なシュミレーションも
数カ月前なら多少は許されたでしょうが、
開幕まで3週間余りでの予想数字は
相当な精度に違いありません。


「今さら」五輪を止めたら日本の信用が台無し、
とばかりに五輪強行へ暴走する菅首相。
でも
五輪コロナ対策のグダグダが白日の下にさらされ、
感染もコントロールできないと分かった今だからこそ、
強行開催で日本の信用を地に落とすリスクの方が
桁違いに大きいと考えるかめさん。
憲法25条、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利は
保証されないのでしょうか?


無観客か有観客なんて議論の必要なし。
「今だから」止めよう今夏の殺人五輪、です。


2021年6月末で22年9か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.50%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.27%ですm(_ _)m