命より重いメダルはありません
2021年8月1日SUN
数日前、
地下鉄築地駅から地上に出た信号で
目の前に止まったのは
テレビでよく見かけるTOKYO2020の車。
バッハとかコーツとか
IOCの連中が乗っていたら
「とっとと国へ帰りやがれ!」
と言ってやりたい場面でしたが
車内はスモークガラスで見えません。
舌打ちをしながら歩き出すと、
築地場内市場跡地に車両基地があるせいでしょう、
後から後から
TOKYO2020の車が続くじゃありませんか。
5分も経たないうちに
10台まで数えましたが、
な〜んかムカついて止めました。
ステイホームで応援と言われても、
テレビの前で寝落ちした開会式以来、
一切五輪中継を見ていないかめさん。
すっかり五輪が嫌いになりました。
嫌〜な気持ちのまま家の近くまで戻ってくると
今度は海洋大そばの交差点で
ラテン系の若い女性が
手元のスマホと周りを見比べながらキョロキョロ。
元々住んでいる外国人も多いのですが、
地元民以外の外国人が
ザルより穴だらけの
バブル方式から抜け出して来たように見えます。
「こういう場合はどーしたらいいの?」
「教えて、橋本さん」
なんて考えながら結局素通り。
彼女がどんな言葉を話すか分かりませんが、
何よりコロナが怖い。。。
でも考えてみれば、
彼女の方こそ感染爆発を止められない
日本人が怖いんじゃないでしょうか。
新聞が1面トップで
報道番組がオープニングで、
医療現場の危機的ニュースを削って
日本人選手のメダル獲得を伝えている限り、
コロナの感染爆発は止まらないでしょう。
これじゃ大手新聞各紙が戦地に従軍記者を送り、
戦争礼賛記事で部数獲得を競った戦前と同じ。
そんな声が届いたのか
今朝のTBSサンデーモーニングで関口宏さんも
「東京都の新規感染者は
7月9日からの緊急事態宣言で
800人から7月末に500人強まで減ると
厚労省が試算していた」
「ところが実際の7月末は過去最多の4,058人」
と呆れていました。
手のひら返しと揶揄されるメディアも多いようですが
閉会式さえ過ぎれば、
パンデミック下の五輪強行を
冷静に検証するメディアが増えるでしょう。
一日も早く五輪が終わって欲しい、
かめさんでした。
2021年7月末で22年10か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.46%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.23%ですm(_ _)m