2008/06/01 SUN
商社株が高い。
先日も業界首位の三菱商事

【注1】

が上場来最高値を更新しました。
日経平均が最高値の3分の1程度であることを考えると、これは驚きかも。
いうまでもなくBRICs

【注2】

をはじめとした世界経済の発展を取り込んだ形での株価上昇は、
商社株を国際分散投資の一貫としてみているかめさんとしてはうれしいです=^_^=

今朝の日経の書評欄でも「スシエコノミー」

【注3】

という本の中で
日本人と米国人の「トロ」や「ウニ」に対する価値観の違いを利用して、
日本企業が儲けている話が紹介されていました、フムフム。
ただ、今はフォローの風が吹いている商社も、
総合商社不要論なるものがこれまで何度となく言われてきているんですよね。
この「総合商社」なる事業モデルが日本独自なこともあって、
今後どうなっていくのか門外漢のかめさんには残念ながら分かりません。
ただ、かめさんが銀行で為替ディラーをやっていた頃、
当然商社さんとの取引が多かったんですが、
やっぱり商社マンは銀行マンとは比較にならないエネルギーを持っていますよね。
特に感じたのが、
ある東証一部上場の商社から独立した人たちの会社に融資したときのこと。
商権が上場企業から離れて、
その独立した人たちにそのままついていくことには驚かされました。

かめさんも銀行をやめましたが、
預金や貸出がかめさんについてくる、なんて絶対あり得ませんからね。
商社の場合、信用がマン・ツー・マンなんですね。
それに比べて、銀行員だったかめさんの信用は、
当たり前だけど銀行の看板があって初めて成り立つものでした。
株が上がっているから言うわけじゃありませんが、
男なら、生まれ変わって、商社マンで勝負してみたくなっちゃいますね=^_^=

【注1】三菱商事
東証一部上場の総合商社、業界首位、証券コード8058。
東京三菱UFJ銀行、三菱重工と並ぶ三菱グループの中核。
2008年3月期はエネルギー部門などの好調に支えられて、最高益更新。

【注2】BRICs

経済発展が著しいブラジル、ロシア、インド、中国の頭文字を合わせた4カ国の総称。
国土面積で世界の29%、人口で42%を占める。
【注3】「スシエコノミー」
サーシャ・アイゼンバーグ[2008],The sushi economy
(小川敏子訳『スシエコノミー』日本経済新聞出版社,2008年)
〜かめさんはまだ読んでいません<(_ _)>

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