2008/06/04 WED
今日のある新聞に
「脱税で告発されたネット関連会社が、
FX

【注1】

のノウハウ本の中で推奨したFX業者から報酬」との記事。
また、この両社は「FXにはリスクがないかのような勧誘をしていた」
との理由から損害賠償請求の訴訟を受けている、とのこと。

まず、脱税は別として、FX業者から報酬をもらうこと自体に違法性はないはずです。 インターネットのアフィリエイト

【注2】

と同じですから。
ただ、ノウハウ本を買った人がFX業者に口座を開いただけで、
ネット関連会社に2万円の報酬がFX業者から支払われたそうです。
まるでポン引きがお客様を捕まえたときにお店からもらうお金のようですね。
もちろん、かめさんは詳しくは知りませんが(^^ゞ
でも、2万円とはびっくりですね。
いくらFXの手数料は安い!とうたっても、
ポン引き(失礼!)に2万円払ってもいい商売というのは、
よっぽどおいしい商売なんでしょうね、脱税するくらいですし。
FXをやるお客さんはカモがネギしょっているように見えるんでしょう=^_^=

もう一つ。
「FXにはリスクがないかのような勧誘をしていた」とありますが、
こんなタイトルは、本屋さんでも新聞広告でもネット上でもたくさんありますよ。
本当に野放しでいいんですか?
ついでに言えば、新聞によるFXに対する温度差。
冒頭の記事をあえて”ある新聞”と書きましたが、
かめさんにはFXに肩入れしていると感じられる新聞もあります。
FX業者から広告を出稿してもらっている関係で、

広告局からの圧力でもあるんでしょうか?

最近は一部の銀行や一部の大手証券会社でもFXをはじめたところがあるようです。
こうやって、また、消費者の信頼を裏切っていくのでしょうか?
長い目で見れば、自分で自分の首を絞めているのに。
暗澹たる気持ちになっていくかめさんでした。

【注1】FX
証拠金(保証金)を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引をいう。
「FX取引」、「通貨証拠金取引」、「外国為替保証金取引」などともいう。
FXとはForeign Exchange=外国為替の略。金融庁ホームページによれば、
「少額で取引できる反面、差し入れた保証金以上の多額の損失が生ずるおそれのある
非常にリスクの高い取引です。
そのため、リスクを認識した上で、
自らの責任で適切な投資判断を行うことが必要です。」とされている。
【注2】アフィリエイト
インターネット開設者がインターネット上に他の事業者(広告主)の広告を載せ、
そのページから広告主のホームページにアクセスがあり売上などの結びついた場合には、
手数料を広告主からインターネット開設者に支払う仕組み。

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