2008/06/04 WED
今日は珍しく、ちとまじめな話題を。
今朝のめざましテレビで千代田区立図書館というところが紹介されていました。
蔵書数ではもちろん国会図書館が日本一なんですが、
来館者数では国会図書館を上回る、とのこと。
その秘密はやはりサービス。
平日は22時まで開いているし(国会図書館は19時まで)、
携帯通話可能スペースや授乳室などはさすがですね。
でも、かめさごひいきの国会図書館もなかなかいいですよ。
何と言っても、スタッフのホスタピリティが素晴らしい。
昔は「国立」とか言うと、無愛想というのが定番だったんですが、
少なくとも国会図書館はそんなことありません。
ただ、残念だなーと常日頃思っているのが、
国会図書館に限らず日本の図書館の利用度の低さ、地位の低さです。
先日、国会図書館でコピーした昔の新聞紙面を有料のセミナーに使用するため、
ある新聞社に許可を求めたところOKは出たのですが、
使用料の高いこと!
新聞社に著作権があるのは分かるのですが、
20年前の新聞を整理・保管して、
かめさんが閲覧できるようにしているのは図書館の努力だと思います。
なので新聞社に払うお金は10分の1にして、
同じくらいの金額を図書館にもコピー代の上乗せなどの形で納付する方が、
かめさんとしては納得して新聞のコピーを利用できます。
実は新聞社と電話で話をしながら
「繰り返しセミナーで利用する場合」を女性に尋ねたところ、
即答できず上司と相談しているようなんですね。
結局、「2回目以降は1回目の半分くらい」という答え。
かめさんみたいに真面目に著作権使用願いをする人はすくないのかしらん??
正直今回聞いた値段だと、こっそり著作権を侵害しようとする人が多いと思います。
だったら、図書館とも連携して、もう少し安い値段で著作権を利用できるようにした方が、
皆が著作権を尊重するようになるし、
図書館の利用度や地位の向上にも結び付くと思うんですが、いかがでしょう?
先日、国内で出版された印刷物はすべて国会図書館に納品する義務があるという
「納本制度」60周年でした。
納本する義務を負う側にとっても、
図書館を通じて著作権が保護されるのは望ましいことなはず。
何と言っても本や新聞の著作権は国民の大切な財産ですから=^_^=