2008/06/06 FRI 今日は今朝の日経1面から3連発。
まず、1面トップの「製造業売上高 海外比率5割に迫る」。
かめさんは日頃、リスク分散投資の一環として、
為替リスクが大きい輸出型業種と
為替リスクの少ない内需型業種
【注】
への分散投資をすすめています。
しかし、この記事によれば輸出型業種ばかりではなく、
内需型業種の代表格の一つである食料の海外売上比率が
4年間で9ポイント上昇し、20%に、
建設も3%から6%に上昇しています。
あれあれ、今までのように内需型の製造業だからといって、
為替リスクを軽視していい訳じゃないぞ(^^ゞ
その左側の記事は「JR東日本が主要駅前を再開発」。
用地不足で首都圏大都市部の大型再開発が減少する中、
保有資産を生かして攻勢をかける、とのこと。
実は先週の週刊東洋経済で”マンション売れ残り1万戸!
オフィス空室率急上昇!不動産大淘汰”
なんて特集を読んでいるかめさんは、ちょっとびっくり。
週刊東洋経済は月曜日発売で、かめさんが昼過ぎに買いに行った時は、
最後の1冊になっているくらい売れていたこの特集、
世間の常識なのかと思ったら、そうとばかりもいえないようで(^^ゞ
最後は左肩の「物価高の波紋」という短期連載。
その中で鋼材のコスト増が業界全体の利益の2倍近くになる造船に触れていました。
海運は世界的な経済拡大の追い風を受けてかめさんも買い推奨。
普通なら造船も、となるところですが、
このコスト増と新造船投入には時間がかかるため中古船需要だけが盛り上がって、
新造船は意外と苦戦しているんですね。
よって、造船の株価はいまいち。
いずれの記事も昨日の常識は今日の非常識といえるような内容。
かめさんはいつもみなさんに「勉強しましょう♪」と
教育ママのようなことを偉そうに言ってますが、
ちょっと油断していると、取り残されちゃいますね(^^ゞ
自戒、自戒\(>o<)/
【注】内需型業種
国内需要の変動が、業績に大きな影響をもたらす業種のこと。
建設、不動産、通信、食料、繊維などが挙げられる。