2008/06/12 THU 昨日、一昨日の日経夕刊にサッカーの広嶋副審のインタビューが。
06年ワールドカップで上川主審とともに三位決定戦も副審を務めた方です。
サッカーにはまって39年のかめさんも
副審の方のお話しをこんなに聞けるのは初めて。
どきどきしながらも、以前からの素朴な疑問二つについて
①素朴な疑問その1
「主審をやりたいと思わないですか」
これについては記事の中に意外な答えが。
1994年、31歳の若さで国際副審となった広嶋さん、
1,2年副審で経験積んで主審になるぞと思っていた、とのこと。
ところが、先輩から
「160cmの身長では国際主審にはなれないぞ。
カードを出すとき、選手を見上げる形になり格好悪い。」
と言われ断念。
でも、奥さんからは
「その身長だから努力したんでしょ」との一言。
泣けますね(>_<)
次はその努力のお話
②素朴な疑問その2
「正確なジャッジは絶対不可能なオフサイドって、
副審にとって理不尽じゃないですか」
補足しますと、オフサイドは基本的に副審が判断します。
でもオフサイドはパスの出し手と受け手、そして相手の後方から二人目の
オフサイドラインを同時に見なければ理論上は判断できないんで、
現実には無理なケースがほとんど。
そのくせ、オフサイドの判定で
選手に食ってかかられることは日常茶飯事。
副審って割に合わなくない?
記事にはジャッジ不可能の話はないけど、
広嶋さんは達観している、とのこと。
それより、その努力がすごい!
走るスタミナアップはもちろんのこと、
バックステップ、体をひねりながらのサイドステップ、
ビデオチェックなど奥が深いこと!
日本代表がワールドカップに初出場したのは1998年ですが、
審判は高田静雄さんが1970年に線審として初出場を果しています。
日本の審判は公正だということで昔から評価が高かったんですね。
そんな伝統を受け継ぐ広嶋さんだけを見に、
Jリーグに足を運ぼうか考えるかめさんでした。