2008/06/18 WED
竹下元首相の孫で売り出し中のDAIGO。
醒めたような、とぼけたようなトークでひっぱりだこ、
テレビでそのすっきりイケメンを見ない日はないくらいです。
ただし、おじいちゃんの竹下元首相は金権体質に加え、
消費税の導入で人気はあきらかに孫に負けちゃいますよね。
DAIGOも消費税導入の時は学校でいじめられた、
とネタにしてますから=^_^=
今日の読売トップは福田首相が
「消費税上げ、決断する時期」
とインタビューに答えた、との記事。
かめさんも5%からの上げはやむを得ないと思いますが、
問題は上げ幅と時期。
これから議論が本格化していくと思いますが、
消費税に関する議論で、租税三原則「公平・中立・簡素」のうち、
”簡素”の部分が結構抜け落ちている気がします。
ある大学院の経済学の先生が
「税金を全部消費税にすれば最も簡素だ」
というのを聞いてびっくりしたことがありますが、
実は消費税は租税訴訟件数が最も多い税金なんですよ。
消費者の方は消費税込の金額をレジで払えばお終いなので
簡単とお思いでしょうが、それからが大変(^^ゞ。
なぜかというと、生活必需品は非課税とか、例外だらけなため、
消費税をもらった事業者側の処理が複雑極まりないんですね。
最近の例でいうと、消費税の輸出還付金を
不正に受ける脱税手口が報道されていました。
これは消費税がかかるのが国内限りなので、
輸出による国外売上については消費税分を
還付する制度を悪用したものなんですね。
国民にとっては複雑なために
余計なコストがかかっているわけです。
DAIGOのイケメンのように”スッキリ”というわけには
中々いかないでしょうが、
できるだけ簡素で分かりやすい制度にしてもらいたいものです。