2008/06/19 THU
今朝の日経によると、
「中国銀行業監督管理委員会(銀監会)が
FX(外為証拠金取引)を禁止。」
との報道。
中国では銀行がFXサービスを
富裕層向け提供しているようなんですが、
銀監会は
「80-90%の投資家が損失を被っている。
FXはギャンブルと同じ。」
と指摘しているそうです。
でも、これまでもFXの弊害を何度も話してきた
かめさんにすれば「当たり前」な話。
もっとも日本は中国とは体制が異なり、
当局が禁止、というのは違うと思います。
今日のつれづれ日記で書いた
イカや米への政府補償と同じ理由ですね。
一方、週刊ダイヤモンドの今週号で、
伊藤忠の丹羽会長がインタビューでこんなことを話しています。
最近の資源高騰でアフリカが注目されていることについて触れ、
自身がアフリカを訪問した体験に基づき、
「経営者はまずアフリカに行け!」と説きながら、
「教育レベルを上げる援助」を訴えています。
会長が挙げた悲惨な例の中には
「アフリカでは、子供と性行為をすればエイズが治る、
というデマが流布し実際に子供がひどい目に逢っている。」
という信じ難いものまでありました。
かめさんにしてみれば、
個人がリスクを理解せずに無防備にFX取引を行うのは、
丹羽会長が挙げた悲惨な例と似ていると思います。
いずれもキーワードは「教育」。
時間はかかりますが持続的な成長には、
絶対欠かせないキーワードだと、
かめさんは信じています。