2008/07/01 TUE
今朝のめざましテレビでは、パンの相次ぐ値上げで
お米の消費が伸びていることを特集していました。
大手スーパーによると、ここ数カ月連続で
お米の売り上げが前年比2ケタ増、
お茶漬けの永谷園もお米関連商品が好調とのこと。
ネット上の株式新聞なんかで見ると、
朝食向けの新製品なんかも伸びているけど、
定番の昔ながらのお茶漬けノリが2-4月で
前年比30%増えているあたりが、
お米復権?を思わせます。


かめさんは大のお米党、経済面だけではなく、
健康面、食糧安保面からもお米復権はよいこと、
と思うのですが資産運用から考えるとどうなんでしょう。


まず、四季報、日経会社情報でお米銘柄を調べると、
これが永谷園以外見当たらないんですね。
日本の主食だというのにさびしいんですが、
日本のお米は国内流通が多く、
一般に炊飯というひと手間がかかるために、国際商品の小麦や
食べられる状態で流通できるパンに比べると、
大規模な商業ベースに乗りづらいんでしょうね。


でも、永谷園の株価は緩やかですが上向きで、
アナリストの評価も強気ですが、問題は買いのタイミング。
こういった買い材料がテレビで取り上げられた時は、
もうだいだい終わりです(^^ゞ
買うなら、小麦やパンが値上がりし始めた頃に、
お米復権を連想して買うぐらいでないと、
なかなか勝負には勝てません。
要は相場の半歩前を行く、という奴ですね。
ただし、1歩先を行くとタイミングが早すぎて、
持ちこたえられない、という話もよくありますので、
本当難しいです、相場は(>_<)


こういった買いのタイミングを間違えるリスクを避けるのが
長期投資の考え方です。
リスク分散投資の一種になるんですが、
仮に買いのタイミングが早かったとしても、あわてず騒がず、
のんびり、ゆっくり長期保有することによって、
最後は勝つことができます。
逆に買いのタイミングが遅かったとしても、
次の上昇の波を待つことが可能です。


1日中、パソコンの前で相場とにらめっこしている
デイトレーダーさんやファンドマネージャーさんのように
1分、1秒を争って売買することはフツーの人には無理ですし、
それこそ本業がおろそかになってしまいます(^^ゞ
それよりなら、半歩のタイミングのずれによるリスクが少ない
長期投資がおすすめです。
もちろん、1回に全額買うのではなく、
数回に分けて買うこともお忘れなく。

最後にかめは勝つ、のです=^_^=

お問合せ・ご相談はこちら

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら
03-6359-4979
090-3540-4179

かめさんのつれづれなるまMONEYのホームページです。

株式会社かめや投資経済研究所では、いずれの金融機関からも独立した独自の視点でのんびり、ゆっくり行く長期分散投資のノウハウを、金融工学やデリバティブの視点も交えて、分かりやすくお伝えしています。

日記・コラムは、マネー情報を中心とした「MONEY DIARY」とプライベートを中心とした「つれづれ日記」の二本立て。株、債券、為替、不動産、金、オルタナティブ、投資信託など資産運用の参考にするも良し、食う、蹴る、読む情報などから、かめさんになじむも良し。ご質問、ご意見、ご感想いつでも大歓迎です。

どうぞ気軽にお立ち寄りください=^_^=

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せ

03-6359-4979
090-3540-4179

株式会社かめや
投資経済研究所

住所

東京都江東区