2008/07/03 THU
今朝の朝日新聞1面には「サッカー協会次期会長に犬飼氏」の記事。
ところが、読売、日経では
「小倉副会長が後任会長に有力」との報道。
犬飼氏は浦和レッズ興隆の立役者、
片や小倉氏は日韓ワールドカップはじめ
サッカー協会の事務方を支えてきた功労者で、
かめさんのような外部の人間にはどちらが適任か分かりません。


朝日新聞スポーツ面によれば、
理事の投票で最も票を集めたのは唯一の女性理事である綾部さん
(この人はかめさん知らない・・・)という方だったけど、
川淵会長の「犬飼さんがいい」
というツルの一声で犬飼氏に絞られた、とのこと。


上場企業でもかめさんが知る限りでは、
後任社長は現社長の指名で決まることがほとんど。
ただ、サッカー協会の場合はその公益性から、
朝日新聞に書かれているように
「得票数」という客観的な数字を無視して、
川淵会長の独断で決まったような印象を与えるのはどうかな?
と思ってしまいます。


かめさんも若いころ、
「銀行は人が最大の財産、なんていってるけど、
俺達がバランスシート(貸借対照表)に
のっているわけじゃないしな」とか、
同僚と酒を飲みながらくだをまいてたっけ。
その後時価会計が導入されると「俺達は含み損かー」、
退職給付会計では
「俺達は負債になるだけで、資産にはならねーんだ」
とボルテージは上がる一方(^^ゞ
会計に興味のない方には、ちと難しい話かもしれませんが、
いずれも人の価値を客観的な数字で表現するのが
いかに難しいか、つー結論になります。
企業価値を測るのが会計の役目ならば、企業の最大の財産
(とほとんどの経営者や経営学者はおっしゃってます)
である人、HUMANが客観的な数字で表わされず、
帳簿にのっていないのは変じゃない?
という話です。


古典的な経営の三要素「ヒト、モノ、カネ」は
重要度及び評価の難しさの順番でもあります。
このコラムのお題「MONEY」も、それを生み出すのは「HUMAN」。
永遠の課題ではありますが、
これからも「MONEY」を生み出す「HUMAN」について
折に触れて取り上げていきたいと思います。

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