2008/07/05 SAT
つれづれ日記に出てくる
「業界地図が一目でわかる本」三笠書房を
初めて読んだのが10年くらい前。
部下の株式担当者から見せてもらったのが最初でした。
この本、業界ごとの資本関係・提携関係などが
一目で分かるのが最大のセールスポイント。
八重洲ブックセンターでも2009年版発売後直後なこともあり、
平台に山積みにされ、人気ぶりがうかがえます。
10年前との変化でもっとも目立つのが、
財閥関係の資料がなくなったこと。
三井と住友が一緒になるなんて・・・
かめさんにとっての戦後三大サプライズ
(他はアポロ11号の月着陸とベルリンの壁崩壊)の一つです。
ちと、大げさか(^^ゞ
その三井住友銀行も、英国バークレイズ銀行に
1千億円の資本参加が報じられましたよね。
みずほも米国投資銀行メリルリンチに1200億円の出資など、
バブル崩壊後久しぶりに邦銀の反攻が目立ちます。
でも、以前ゴールドマンサックスに出資した住友銀行が
その後同じゴールドマンから出資を仰ぐ羽目になるなど、
攻守の切り替えが早いのがこの世界。
サッカーでも「ボールを奪われた瞬間が最大のチャンス」
なんていいます。
ボールを奪った相手は、チャンスとばかりに前がかりになるので、
その瞬間に奪い返すことができれば、
より大きなチャンスになる、との例えです。
きっと、邦銀から出資を受けた外銀も同じことを考えているはず。
三井住友さん、みずほさん、
そして近いうちきっと出てくる三菱UFJさん、
ゆめゆめ油断なさるな=^_^=