2008/07/15 TUE
昨日書いた日曜午後8時からの大河ドラマ「篤姫」の後は、
9時からの「行列のできる法律相談所」。
この間は北村弁護士が「自分を演じてほしい俳優さんは?」
という質問に、堤真一を挙げて、
紳助から「全然似てない」と、随分突っ込まれてたっけ。
というかめさんも堤真一の大ファン。
三丁目の夕日シリーズの鈴木オート社長役なんか
感情移入して見てます、ハイ(^^ゞ
というわけで、先週から公開された
堤真一主演「クライマーズハイ」を
かみさんと日曜日に見てきました。
ご存じのとおり、1985年の日航ジャンボ機墜落事故を
描いているのですが、
主役はあくまでも北関東新聞社の人間模様。
原作者の横山秀夫さんが勤務していた
上毛新聞社をモデルとした編集部の喧噪は迫力でした。
ただ、その分、涙を期待していた向きには物足りないかも。
暑かった23年前の8月。
外回りの車のラジオから流れる、
墜ちゆくジャンボ機の中で書かれた家族あての遺書。
涙が止まりませんでした。
結局、520人の命が一瞬にして奪われたという事実の前に
映画は無力だ、ということでしょうか。
でも、「篤姫」でも家定を怪演する堺雅人が存在感を見せつけ、
山はあくまでも美しく聳え立っています。
原作共々お薦めの一品でした。