2008/07/22 TUE
今日のつれづれ日記にも書いた大阪府の財政状態、
かめさんが銀行で有価証券運用の責任者をしていた頃も
大阪府債の格下げがあって、
かなりやばい状況だったんですが、
現状はさらに悪化して橋下知事がいうとおりの破産状態。
橋下府知事の苦闘はまだまだ続きそうです。
でも、見方を変えて、
投資対象としての大阪府債はどうなんでしょうね。
当然心配なのが、デフォルト(債務不履行)ですよね。
現行の法律では大阪府が支払不能になっても、
国が支払いをする、とは一言も書いていません。
ただし、地方交付税制度なんかを通じて
国が大阪府の支払能力を制度的に補完している、
というのが定説です。
なんじゃ、それ?といわれそうですが、
要は大阪が大阪府債を返せなくなっても、
国が財務省印刷局の輪転機を回してなんとかするよ、
ということです(^^ゞ
もちろん、こんなことを続けていれば、
日本は悪性インフレとなり、
20世紀初頭は世界でも有数のお金持だった
アルゼンチンのようなことになっちゃいます。
でも、それは横に置いておくとして、
大阪府債は国債より利回りが高く、
おいしい投資対象です。
ただし、買い手が少なく、発行量も少ないため、
もし満期前に売ろうとした場合は損をする可能性が
国債に比べて高くなります。
なんで、満期まで絶対使わないお金だったら、
大阪府債のような地方債を買うのは、グーですよ=^_^=