2008/08/07 THU
開会式より一足先にスタートした五輪サッカー。
昨日は女子日本代表なでしこJAPANが
ニュージーランドに0-2とリードされながら
追いつき2-2の引き分け。
ただ、勝ち点1を得たとはいえ、
残り2戦は前回金メダルのアメリカ、
前々回金メダルのノルウエーと厳しい戦い。
昨日の試合は勝ち点2を失った痛〜い引き分け。


で、昨日の試合、解説の小島伸幸さんが、
0-2と日本がリードを広げられると、
「サッカーは1-0より2-0のリードの方が危ないんです、
だから日本はチャンスです」と盛んに繰り返します。
それを聞いていた上の娘が「何言ってんのこの人」
と馬鹿にした表情。
ばりばりの理数系ッ子の娘からすると、
1-0より2-0のリードの方が危ない、
なんてあり得ないんでしょう。
ま、フツーは娘の言うとおりっすよね。
でも、かめさんは試合に入れ込みながら、
「サッカーでは良くそう言うんだよ」
と小島さんを擁護に回ります。
娘はとりあえずサッカーに関しては親父を信用しているので
「へー、そうなの」と今一納得はしてないけど、一先ず終戦。


小島さんが言いたいのは
「2点リードだと気持ちに緩みが生まれ、
もし1点差になったら追い上げる側に勢いが生まれて、
同点、逆転が生まれやすい」ということっすね。
実際、サッカーを見たり、やったりしていると、
結構バカにできないくらい起きるんですよ、これが(^^ゞ
まあ、サッカーオタクには常識のこの論法も、
昨日の小島さんの話っぷりでは、
うちの娘には、ちと伝わらなかったかも(^^ゞ


でも、実はこの論法、金融工学の世界でも
全く同じことが言われているんですよ、ヘー。。。
昔の金融工学は確率論を中心としてたんですが、
最近は心理学的な要素がウエイトを増してきています。
小島さんの解説も、なんか精神主義的な響きがありますが、
2002年のノーベル経済学賞を受賞したカーネマンという人の
プロスペクト理論で説明することも可能なんすね。
小島さんがそこまで考えていたか、どーかは別として、
どーせならその勢いで3-2と逆転して欲しかった、かめさん。
ま、前回は逆に格上と見られたスウエーデンを破った実績もある、
なでしこJAPAN、グループリーグ残り2戦に期待しましょ=^_^=

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