2008/08/17 SUN
世の中に”速い!”と思うものはたくさんあります。
今回の北京五輪でも、
サッカー男子・長友をちぎった米国右サイドバックのウィン、
バトミントン・オグシオを破った
男勝り中国女子ダブルス(ごめんね(^^ゞ)のスマッシュ、
柔道女子78KG超級残り8秒で塚田を背負い投げで破った
中国選手の打ち込みスピードetc・・・
なぜかどれも日本がやられたシーンですが(^^ゞ
でも、昨日、陸上男子100M、
9秒69の世界新記録で優勝したボルトは
そんな”並み”の”速い!”を吹っ飛ばしちゃいました。
残り20Mで横を向いて、手を広げて、胸を叩いてフィニッシュ、
それで2位以下に大差をつけて世界新なんて、あり?
予選からみてたけど、
どのレースも余裕こきまくりで決勝へ。
決勝のスタート前も他の選手が緊張でがちがちなのに、
ボルトは空に弓を射るポーズでリラックス。
すご、すぎ。
間違いなく史上最強、最速のランナーでしょう。
かめさん世代にとっての最強ランナーは
ベン・ジョンソンでも、カール・ルイスでもなく、
ボブ・ヘイズ。
1964年の東京五輪を当時の世界新記録10秒ちょうどで制し、
”褐色の弾丸”として存在感抜群でした。
でも、そのヘイズが昨日の決勝に出ていたら、
10秒フラットでは7位。
きっと、ヘイズがとろく見えたんだろうなぁ、
と44年の歳月と自分の歳を改めて振り返るかめさんでした(^^ゞ