2008/08/29 FRI
今朝の日経に
「複数の保険会社から商品を選ぶことができる
来店型保険ショップ」の記事。
このショップの社長さんは
「保険会社よりも大きな規模の保険流通企業を作る」
と意気込んでいる、とのこと。
これって、「流通を消費者の手に」と叫んで、
神戸の闇市にあったサカエ薬局から一代で
日本一の流通業ダイエーを築き上げた
中内功さんと通じるところがありますよね。
ヤマダ電機も同じですが、
小売りが規模を拡大することによって、
メーカーから価格決定権を奪う。
従来の金融業界には決してなかった夢です。
実はかめさんも去年50歳を機会に保険の見直しをやったんですが、
記事のような来店型保険ショップを利用してみました。
結局、死亡保険を見直しただけだったので、
来店型保険ショップにはお世話にならなかったのですが、
その良い意味ドライな営業姿勢には好感を覚えました。
ただし、金融業界には流通業界以上に
法律の壁、既存勢力の壁、コストの壁が存在し、
来店型保険ショップの未来がバラ色か、
かめさんには判断しかねます。
でも、消費者に選択の機会が増えるのは良いこと。
中内ダイエーも最終的には失敗に終わりますが、
消費革命を起こした功績は間違いなく後世に伝えられます。
来店型保険ショップを温かく応援していきたい、
と考えるかめさんでした。