2008/09/01 MON
かめさん、毎月初めに会社や個人の資金移動を
まとめてやっているんですが、
住宅ローンの返済があと2年弱でアップします。
理由があって元金均等償還を選択したんで(珍しいでしょ?)、
月々の返済は緩やかに減ってきたんですが、
また、返済額がどっと増えます、ゆううつ(>_<)
かめさんは基本的に先憂後楽タイプなんで
後から返済額が増加するのはいやだったんですが、
借入した当時はステップ償還(金利?)とかいって、
固定金利を選んでも
あとから金利が上昇するタイプしかなかったんですね。
今は安易な借り入れを助長するとかいう理由で
ステップ償還(金利?)はなくなったはずです。
それにしても、変動金利の方が良かったのかなーという気が
少しづつ起きてくる、今日この頃です。
ただし、6月2日のコラムでも書いているように、
金融工学的な視点から見ると、
うまみは少ないけど固定金利の方が変動金利よりローリスク。
一般的な住宅ローンの解説でもそう言われています。
ところが昨日読んだ吉本佳生さんと言う方の
「金融工学の悪魔」(日本評論社刊)という本では、
「所得が安定している人は確かに固定金利の方がローリスクだけど、
所得が変動しやすい人は景気上昇&金利上昇→所得増加(又は逆の関係)
という関係が成り立ちやすいので変動金利がリスクヘッジになる」
との考え方が紹介されていました。
なるほど、と膝を叩くかめさん。
吉本さんも認めているとおり、
この考え方が実務上役立つか分かりません。
でも、考え方は十分成り立つし、
思考回路の一部にセットしておきたいかめさんでした。