2008/09/10 WED
今日の明け方、ベッドの中で肌寒さを感じて目を覚ましたかめさん。
「おっ、そろそろ”おでん”の季節か」と思いつつ、
再度むにゃむにゃと眠りにつきました、本当です、はい。
「おいおい、”おでん”はいくらなんでも早いだろ」
と突っ込みたくなる読者の方も多いと思います。
ところがギッチョン、
セブン・イレブンでは9月が年中で一番おでんが売れるんですよ。
また、7月20日の日経によれば、
2007年8月は熊谷や多治見で
日本最高気温を記録したような猛暑だったにも関わらず、
コンビニでのおでん売上が上昇、
変だな、と思って調べたら、
余りの猛暑に冷房を効かせすぎて、
逆におでん需要が増えたのが真相。
うーん、”おでん”侮るべからず、ですよね。
でも、かめさんとしては、”おでん”以上にすごいと思うのは
こんな”おでん”需要をきちんと把握しているコンビニ業界。
実は「おでんのタマゴと気温のオプション取引」なんていう
おとろしそうなことまでやっちゃっているんですよ。
本当は別に恐ろしいわけじゃありませんが、
おでんの具の仕入れと気象条件まで気を配っているんですね。
こんなことを書いたのは昨日読んだデュラン・れい子さんの
「一度も植民地になったことがない日本」で、
宅配便サービスをこんなきめ細かくやれるのは日本人だけ、
ヨーロッパの人だったら面倒くさがってとてもとても、
とあったのを思い出したせいもあります。
コンビニも宅配便も経営学的にみると
面白いことが山のようにありますが、今日はこの辺で。
でも、こんな日本人のきめ細かさは世界に誇れる資質。
きっと、また世界で日本が見直される日が来る、
と信じているかめさんでした=^_^=