2008/09/20 SAT
今朝の朝日新聞によると、
ミシュランガイドで二つ星を獲得していた
ヒルトン東京にある高級フレンチレストランで
「前沢牛フィレ」と表示していたメニューが
実は山形牛だったことが分かった、とのこと。
公正取引委員会の調査を受け、営業自粛も決めたそうです。
まあ、かめさんは博多ラーメンの
バリカタやコナオトシにウンチクは語れても、
前沢牛と山形牛の区別はつきません、はい(^^ゞ
でも、ミシュランも立場が微妙ですよね。
「うちは、素材のブランドにこだわらず味で評価しています」
というのか
「そんな偽装をやるような店は信用ならん」
といって星を取り消すのか?


一方同じ朝日新聞で
「破たんしたリーマン・ブラザース社債は
高格付・高利回で販売されていた」との記事。
要は安全だけど、利回りも高いですよと言うお話で、
本当にこんなうまい話があったら
かめさんも喜んで買いますよ=^_^=
まあ、牛肉のブランドだったら、
前沢牛でも山形牛でも、
自分がおいしいと思えばそれでいい訳で、
ミシュランに文句を言うのはお角違いじゃないかな、
と思うかめさん。
でも、リーマン・ブラザース社債の格付けの場合は
そうはいきませんよね。
金額が大きいこともありますが、
投資する側にとっては格付けが最も重要な判断材料。
それが破たんと同時に3段階も格下げされて、
このままうやむやじゃ納得できません。


実は格付けのこんな問題、
これまでも何回も繰り返されてきています。
古くは山一證券破たん、最近ではサブプライム問題と。
格付け会社と言うのは、当然のことながら
証券会社など社債発行に関係する会社と資本面でも、人的な面でも
独立していることが最低条件です。
でも、実際には同じ金融村の住人として
やましいところがあるのでは、
と勘繰りたくなるのはかめさんだけではないでしょう。


ミシュランの言い訳は楽しみにしていますが、
リーマン・ブラザース社債格付けについては、
今度こそきちんとした説明をお願いします。

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