2008/09/24 WED
昨日の昼はかみさんと車で15分くらいのRというラーメン屋さんへ。
このラーメン屋さん、以前はかなり贔屓にしていて、
月1回くらい行っていたんですが、最近は忙しくて約1年ぶり。
あっさりしたしょうゆ味なんですが、こくがあって、
麺もしこしこ、グーだったんですよ
でも、入った瞬間から何か以前と違います。
人が変わったこともありますが、
以前は入ると同時に
厨房から視線やあいさつがあったのに・・・・。
まあ、いいやと思いつつカウンターに座ると、
厨房にいる二人がなにか笑って話しながら
ラーメンを作っています。
そのうち前の順番の人のラーメン二人分が出来上がったのですが、
のりやチャーシューをちんたらのっけてます。
他人のラーメンにもかかわらず
「おい、のびちまうぞ゛(`ヘ´#) 」
と厳しい視線を送る、かめさん。
気のせいかそのあと、かめさんたち二人分のラーメンを作る時は
もう少しテキパキしていた気がします。
ところが、できたかな?と思って見ていたら、
湯気が立っているかめさん達のラーメンを放っておいて、
何か冷蔵庫の方に取りに行くじゃないですか!
何やってんだ〜、
と嘆きつつ出てきたラーメンが
1年前と全く別物だったのは言うまでもありません(>_<)
冷蔵庫に何を取りに行ったのか、
丁度餃子の出来上がりに気を取られて見逃してしまいましたが、
売れるラーメン屋さんはこんなことは絶対しません。
というか、食べ物屋さんのイロハですよね。
先日テレビにイタリアンレストトランチェーン・サイゼリヤの
社長が出ていましたが、冷蔵庫に入れるボトルの形を改良して、
1店舗当たりの冷蔵庫の開け閉めの時間を5分短縮、
700店以上ある店舗の利益に2千万円貢献したそうです。
サイゼリアの社長は東京理科大の物理学科出身の創業者で、
現在12名の取締役中8人が理系、メニュー作りは正に理科の実験室。
外食産業は原油高もあって冬の時代。
そんな中、一時ほどの勢いはなくなりましたが、
無借金経営を続けるサイゼリヤはやはり一味違うな、と感心しました。
でもサイゼリヤほど徹底しなくてもいいから、
せめてのびていないラーメンを出す努力を、
と涙ながらに訴えるかめさんでした、とほほ(涙)