2008/10/25 SAT
株はバブル崩壊後最安値が目前、
円は欧州市場で90円台まで上昇、
いくら欧米に比べて相対的に堅調といわれても、
これじゃ日本経済もアップアップです(>_<)
で、どこまで行っちゃうの?という話ですが、
今朝のNYは↓、
シカゴの日経平均先物もバブル崩壊後最安値を
下回っていますので
まだ下値は見えていないようです。
ただ、冷静に考えてほしいのは
日本株のバックにあるのは
世界に冠たる技術を持つ日本企業。
海外でも今一番激安は日本株、
という声が圧倒的です。
確かに輸出企業にとって円高はきついですが、
円高メリットが大きい企業まで売られている現状は
あきらかに行き過ぎ。
底は近いと思います。
これに対して売られているユーロやドルの
バックにあるのは紙幣を印刷する各国政府の信用だけ。
金本位制の時代ならいざしらず、
仮にアメリカやユーロ圏で猛烈なインフレになったら、
円はどんどん上昇します。
ドル円相場で95年4月の戦後最高値79円75銭を
意識する人が出てきていますが、
そんな数字は為替に関しては壁になりません、
何せ株と違って裏付けがもろいですから(^^ゞ
明治初期の円ドル為替レートは1ドル1円。
さすがにそこまではありませんが、
ドル、ユーロの下値は見えません。
逆に言えばこれが日本株の最大の不安材料ですね(^^ゞ