2008/11/18 TUE
今朝の読売新聞に新銀行東京の融資審査の記事。
読売新聞さんは新銀行東京に熱心で、
かめさんの切り抜きだけでも今月に入って4件目。
今月1日のこのコラムでも
スコアリング?担保不要?企業の成長力?
とかめさんは一笑に付しましたが、
融資審査は銀行の生命線、
それを疎かにすると必ず痛い目に会うことは
歴史が証明しています。
経験や直感で書類の偽造を見抜くことを
「職人芸」や「目利き」と呼ぶんですが、
今朝の記事によると新銀行東京の経営幹部は
こういった言葉を使うな、
という発言を繰り返していた、とのこと。
今はどこの銀行も同じかと思いますが、
融資先から提出された決算書は、
派遣社員などがコンピュータに打ち込み、
膨大な決算分析が自動的にアウトプットされます。
もしこの作業だけで融資審査可能だったら、
新銀行東京のようにスコアリングや無担保で
融資可能だったでしょうが、
実際はそんなことはありえません。
融資審査は最後は人が人を見る目だと
かめさんは思っています。
犯罪捜査や天気予報でも、
いくら科学的手法が発達しても最後は人の勘が頼り。
金融機関の皆さんも原点に戻りましょ=^_^=