2008/11/23 SUN
今朝の日経新聞に
「含み損が出た株を売るか?持ち続けるか?」
の特集が。
いわゆる塩漬け株ですね。
ファイナンシャルプランナーの回答は
基本的にはかめさんが
おとといのこのコラムで書いたように損切りなんですが、
「購入価格忘れて」「今でも買いたいかで判断」
というアドバイスも。


ちょ、ちょっと待ってよ、とかめさん。
購入価格を忘れて冷静に判断を、
という意味でしょうが、
含み損を抱えた塩漬け株を目の前に悩んでいる人に、
「冷静に」といっても馬の耳に念仏だと思うんですが、
いかがでしょう?
それより昨日も書いたように、
わずかな手数料を払って一旦売却した方が
間違いなく冷静になれます。
で、かめさんが知る限りでは、
冷静になってから
同じ銘柄を買い直す人はまずいません(^^ゞ


損切りは自分の負けを認めることですから
心理的抵抗があることは理解できます。
でもあるFX(外為証拠金取引)の入門書で、
まったくの素人主婦が
「含み損があっても、それを売って
確定させなきゃ損じゃない」
と意味不明のことを堂々と書いていましたが、
それはまったくの間違いです。
おとといのR大学の財務担当理事も同じですが、
含み損も立派な負けです。
日経の特集の中でも
「プロは必ず損切りを実行する」
とありましたが、かめさんも
有価証券ポートフォリオマネージャー時代そうでした。
負けの現実をきちんと見ることができない人は、
永遠に負け組ですよ=^_^=

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