2008/11/24 MON
「市場は政府の介入を必要としている」
「銀行の貸出を通じて
ヘッジファンドを規制すべきだ」
「ヘッジファンド全体の残高は
半減ないし4分の1となる」
と書いてくると、市場万能型資本主義を
批判する立場の人の発言のようですが、
発言の主はなんとジョージ・ソロス、
今朝の日経新聞のインタビューに
ビックリですw(゜o゜)w、ハイ
ジョージ・ソロスはクォンタム・ファンドという
ヘッジファンドを率いて、
1992年にはイギリス政府の為替介入に対抗して
ポンドの空売りで15億ドルの利益を上げ、
イングランド銀行を破産の危機に追い込んだ人物。
1997年のアジア通貨危機では
マレーシアのマハティール首相から
マレーシア通貨リンギットを暴落させた戦犯として
名指しで非難されました。
ゴールドマンサックス救済でも登場した
バフェットがファニーフェイス(善玉)なら、
ジョージ・ソロスはヒール(悪玉)の代表選手、
政府の市場介入なんてもっての外、
空売り規制なんかクソ喰らえ
(汚くて、ほんとすみません<(_ _)> )
なはずなんですが・・・(^^ゞ
その他にもソロスはインタビューの中で
「今回の世界同時金融危機は悲観的に見ていた
自分の見通しも上回る危機だ」とも述べ、
自分の見通しが甘かったことも吐露しています。
なんて、真摯で正直なの、と感心するかめさん。
このコラムでも何度か取り上げましたが、
マスコミから金融危機への対応策を聞かれても、
自分可愛さの発言を繰り返す人が多い、
日本の業界の方々に
ソロスの爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいものです。
ま、モノが違うんでしょうね(^^ゞ