2008/11/27 THU
昨日”若い!オバマ経済チーム”と書いたら、
今朝の各紙には
”81歳のボルカー氏、米経済再生諮問会議議長へ”
の記事。
いやー、さすがオバマさん、
かめさんに恥をかかせてくれます、たはは(^^ゞ
ボルカー氏はグリーンスパン前FRB議長の前
1979年から87年までFRB議長をやってましたが、
在任当時、その手腕は神の手とまで言われていました。
87年にボルカー→グリーンスパンの交替があった当初、
あまりに前任者の手腕が際立っていたんで、
後任のグリーンスパンが頼りなく見えたもんでした。
でも就任直後に起きたブラックマンデーを見事に乗り切り、
グリーンスパンは前任者以上の名声に
包まれていくんですけどね。
とはいっても昨今の世界同時金融危機には
グリーンスパンも責任を認め、
その功績に?がつき始めています。
また、昨日書いた
ガートナー次期財務長官やサマーズ国家経済会議委員長は
かなり鼻っ柱が強そうなので、
カリスマ性から中和剤的な役割も
ベテランに期待されているのかもしれません。
こんな話からかめさんが思い出すのが故・宮沢喜一氏。
1998年に総理大臣経験者としては異例の大蔵大臣再就任、
78歳でした。
当時の小渕首相に三顧の礼を尽くして迎えられたんですね。
宮沢首相時代は不人気だったんですが、
マーケットでも平成の高橋是清と持ち上げられ、
株価が好感して急上昇したこともありました。
でも、結局次の森首相退陣とともに
ボロボロになって退任、ちょっとお気の毒でした。
今回のオバマ政権経済チームも
とりあえずマーケットは好感しているようです。
ただ、マーケットも国民も移り気で自己中でやんす。
米国民だけではなく
世界中が期待していることを忘れずにお願いします<(_ _)>