2008/12/09 TUE
今朝のスポニチによれば
山崎豊子さん原作・沈まぬ太陽が
渡辺謙主演で来秋公開される、とのこと。
御存じのとおりこの小説は
1985年の日航ジャンボ機墜落事故を扱ったもので、
組合の委員長を務めたために、
イランやケニヤといった世界各国を
たらい回しにされる実在と思われる人物が主人公です。
山崎豊子さんの作品は
すべて読んでいるかめさんとしては、
「やったね」と思わず万歳=^_^=
ただ、この記事で驚いたのが、
この小説が実在の人物や企業を連想させるため
航空業界からの協力を得るのが難しく、
少なくとも3度映像化が途中で頓挫している、
というお話。
なにせこの日航ジャンボ機墜落事故は
未だ事故原因に諸説あり、
政治家や自衛隊、財界、アメリカまで巻き込み、
きな臭い話が浮かんでは消えています。
7月15日のこのブログでも書いた同じ事故を扱った
映画「クライマーズハイ」も面白かったんですが、
事故原因や日航の責任については
触らぬ神に・・・という感じ。
もし、山崎さんの原作がストレートに映画になったら
「クライマーズハイ」以上の反響は間違いなしですが、
果たしてどうでしょう?
”沈まぬ太陽”が沈まぬことを祈るかめさんでした。