2008/12/17 WED
今朝の朝日新聞に
ソニー中鉢社長のインタビューが掲載され、
見出しは「雇用を優先して損失出せない」。
ちょっと分かりづらい見出しなんすが、
要は今回の1万6千人のリストラについて
従業員より株主が大切、ということですね。
確かに会社法では
代表取締役は会社の所有者である株主から
業務運営の委託を受ける存在。
また、従業員には社長を選ぶ権利はありません。
故に法律的には中鉢社長の発言は100%正しいんです。
でも会社にとっての利害関係者は
株主と従業員だけではありません。
銀行などの債権者、商品を買う消費者、
工場がある地元住人、国、地方自治体などなど
たくさんの人がソニーとかかわりをもっています。
かめさんは・・・
意外とソニー製品を持ってませんでしたが、
あっ、あった、あった、
Suicaはソニーの子会社が作っているはずです、
えがったー(^^ゞ
ま、Suicaはしょうがないにしても、
次のパソコンを選ぶ時には
正直ソニーブランドから1歩引いてしまいます。
その他の利害関係者も様々な思いで
今回のソニーの1万6千人のリストラを
受け止めていると思います。
世界同時金融危機最大の教訓は
行き過ぎた株主至上主義と考えているかめさん。
ソニーと言う会社が
株主だけの利害で動くものではないことを、
もう一度思い起こし、
結局それが回り回って
ソニーの利益にもつながると思うのですが、
いかがでしょう中鉢社長=^_^=