2008/12/18 THU
先日イラク国内での記者会見で
イラク人記者から靴を投げ付けられたブッシュ大統領。
すでにネット上では事件をまねた
無料ゲームも公開されているとかで、
退任間際の思わぬ人気?に
当のブッシュさんも驚いているでしょう(^^ゞ
大統領補佐官だかが、
「あのイラク人記者の行動が
イラク人全体の気持ちを代弁しているとは思わない」
と逆説的にイラク人の気持ちを代弁してくれましたが、
ブッシュさん、イラク政策はひどい結果でしたが、
靴投げに対する反応は機敏でお見事でした。
靴を投げられた瞬間の表情も
「おっ、きたか」てな感じで、
まるでアメフトを楽しんでいるかのような表情、
余裕があったのにはビックリ!
ブッシュさんは9.11の直後には90%に上った支持率が
最近は25%まで下落し、
同じ共和党の大統領候補だったマケインさんに
応援演説を断られる始末、
かなり寂しい政権末期でした。
にも関わらずこの余裕は、
いずこから来るんでしょう?
ブッシュさんが靴をよけている間にも
FRBがゼロ金利政策に踏み切り、
オバマさんもしがらみを排した閣僚人事を
次々に発表しています。
米国経済は日本以上に厳しい状況ですが、
政治を見る限りでは将来に希望が見えますし、
何より米国民が政治に自負を持っています。
片や、靴を投げつけるどころか、
サジを投げたい日本。
麻生さんがだめでも、
余裕でバトンを渡せるオバマさんを望むのは
ないものねだりなのでしょうか?