2008/12/22 MON
おとといの日経夕刊に「学生、資格目指す」の記事。
世界同時金融危機の影響から、
資格学校大手で公務員試験講座受講者が3割増、
公認会計士講座受講者が1割増だそうです。
反面ファイナンシャルプランナーや
宅地建物取引主任者の講座は不調で、
学生の皆さんもなかなか現実主義者です(^^ゞ
ただ、44才で銀行をやめ、
7年間税理士試験の受けて1科目残しで
今の道を選んだかめさんが言うのも何ですが、
税理士試験の勉強って、
全くと言っていいほど実務に役立ちません(^^ゞ
聞く限りでは他の資格試験も似たり寄ったりとのこと。
逆に銀行に入って以来仕事やプライベートで
様々な方から貴重なアドバイスを頂きましたが、
正直資格の有無はほとんど関係ありませんでした=^_^=
かめさんも資格学校に通っていましたが、
資格に賭ける情熱は貴重、
でも若い人や働き盛りの人が
あまりに資格取得にエネルギーを費やすのは、
社会全体のためにどうなのかな?
と常々思っていたものです。
そんな思いのかめさんが「これだ!」と膝を叩いたのが、
12月12日の読売新聞夕刊にあった
”「よのなか科」社会の仕組みを学ぶ”の特集記事。
例えば「牛丼店をどこに出店すべきか」
といったテーマを中高校生のほか
保護者や地域の高齢者も参加して議論。
テーマは「ホームレス」や「赤ちゃんポスト」など
経済関係以外にも広がっています。
いずれも正解はないのですが、様々な立場から
広い知識を使って論理的に考える力が求められます。
インターネットが発達して以降、
知識はネットで簡単に手に入ります。
むしろ、必要な知識は何か、入手した知識をどう使うか、
などを考える力が従来以上に求められるようになりました。
「よのなか科」の授業ならば
資格試験のための偏った詰め込み知識より、
世の中に出てから桁違いに役立つ内容だと思います。
「よのなか科」の授業に、
1回参加してみたいかめさんでした=^_^=