2008/12/29 MON
昨晩テレビでサザエさんをポケッと観ていると、
ワカメがカツオに200円を貸して、
400円で返す借用証書を見つかって怒られていました。
カツオはお年賀の熨斗がついたタオル200円を買って、
お年賀に行ってお年玉をもらい、
そのお金でワカメに400円を返す計画でした。
結局その新品のタオルで
波平さんの背中を流してご機嫌をとり、
いつものようにハッピーエンド=^_^=
ちょうど今再読している山崎豊子「花のれん」は
吉本興業の創業者・吉本せいを
モデルとした直木賞受賞作。
この小説の中で吉本せいは毎日銭湯で
近所の小金貸しのお婆さんの背中を流して、
10円、20円と借金。
このお金が後の吉本興業の礎となりなります。
一方世界同時不況の今こそ
役割を果たすはずだった新銀行東京。
今朝の日経には、
財務データを基に融資の可否を素早く決める
「スコアリングモデル」による無担保・無保証融資を
目玉にするはずだったが、
大手銀行が同様なビジネスを開始し
有望顧客を囲い込んだため、
無理な融資拡大に走ってしまった、
との関係者証言が。
でも、同じ記事の中には
銀行サイドから粉飾決算を持ちかけられた、
との中小企業経営者の証言も。
つまるところ、企業、特に中小企業の将来性は
財務データなんかより、
「背中を流しましょう」といった心意気。
企業は人なり、です=^_^=