2009/1/5 MON
今朝の朝刊各紙は1面で
イスラエルがイスラム原理主義勢力の実効支配する
パレスチナ自治区ガザへの侵攻を
大きく伝えています。
でも読者のみなさんも、どうも対岸の火事、
というか中東の紛争は宗教や歴史が深く絡むので、
ドーモよく分からん、
と思っている方が多いようです(^^ゞ
かく言うかめさんも、
本当のことはよく理解していません(^^ゞ
昔映画「十戒」で観た、モーゼが海を割って
ユダヤの民をエジプトから脱出させるシーンを
思い浮かべるくらいです(^^ゞ
あれ、確か1994年にアラファト議長たちが
ノーベル平和賞をもらって平和が訪れたはずでは?
なんて考えても、
数千年に及ぶ民族対立はかめさんの頭では、
想像を超えています。
でも、結局民族といっても、
生物学、DNAでは全く区別がないんですね。
宗教や居住地、習慣などで人間が勝手に
「俺とおまえは違う」と言っているだけ。
よって、かめさんたち日本人が
遠く離れた中東紛争を理解するのは骨が折れます
(言い訳?(^^ゞ)
でも、今朝の読売に載っていたイスラエルと
侵攻を受けたパレスチナ・ガザ地区の
経済格差比較表を観ると、
両者の違いがはっきり分かります。
1人当たりGDPはイスラエルがガザ地区の20倍、
失業率もイスラエル8%に対してガザ地区39%と
格差は一目瞭然。
この格差の大きな要因は
ウォール街のユダヤ系投資銀行(証券会社)
ゴールドマンサックスやソロモンブラザースを
スポンサーとする米国政府の存在があることは
世界の常識。
今回のイスラエルの侵攻作戦が
ブッシュからオバマ政権への移行時期を狙った
との観測が有力ですが、
世界同時金融危機による
ウォール街弱体化の影響はいかに?
中東情勢を占うためには
ウォール街からも目が離せません。