2008/1/18 SUN
今朝の読売新聞1面トップは
麻生さんの施政方針演説原案で
「2011年度消費税上げ強調」
「小泉路線と決別」の見出し。
2005年郵政民営化選挙と呼ばれた前回の総選挙で
かめさんは小泉路線を支持し、
自民党に投票しました。
でも、間違いだったようです、
すんません<(_ _)>
で、言い訳を3つ(^^ゞ
①小泉さんの市場万能主義路線は
10年遅かったと思います。
英国サッチャー改革、アメリカのレーガノミックスが
スタートしたのはいずれも1980年前後。
今回の世界同時不況で
市場万能主義が非難されていますが、
米英両国ともに20年以上にわたって
市場万能主義の果実を享受してきました。
でも、日本はほんの数年で
世界同時不況に飲み込まれてしまいました。
小泉改革がもう10年早かったら、と思いますが
2001年小泉内閣発足の10年前といえば1991年、
バブルのピーク1989年末日経平均38,915円から
2年もたっていない頃。
まだまだJAPAN AS NO1の
幻影を払拭するには無理がありました。
敗因は勝因の中にあり、って奴ですか(^^ゞ
②前回総選挙の開票速報を家族で見ながらかめさんは
「自民党勝ちすぎ、次回は民主党に投票する」
と家族に言い、選挙結果に危うさを感じていました。
③小泉さんがぶっ壊そうとした対象は
間違っていなかったと思います。
ただ、ぶっ壊した後に何を作るかが、
タイミングも含めて違っていたと思います。
で、何を作るか?
今朝の日経新聞では発田真人編集委員が
「消費税を前倒しで引き上げて
安心できる社会保障制度の再構築を急ぐ手もある」
と書いています。
麻生さんの3年後消費税上げを支持するかめさん。
でも税金がいつかは上がる、
と思っただけで消費マインドは冷えると言われます。
ならいっそのこと発田さんの考えも
十分検討に値すると思います。
こんな主張ができる
政治家・政党を待っているかめさんでした。