2009/1/22 THU
オバマ就任に合わせるように、
トヨタの生産台数世界一と
豊田章男氏の次期トヨタ社長就任が発表されました。
「アメリカの象徴である自動車産業凋落のニュースを
オバマ就任にぶつけて、摩擦回避」のうがった見方も。
いづれにせよ、これまでGMを負う立場だったトヨタが
追われる立場になり、
世界同時不況の中での新社長就任、
並み大抵の重圧ではありません。


そんな中、かめさんが特に印象的だったのが、
タイトルにも使った
「トヨタ70年の歴史のうち60年は苦しかった」
という章男氏のコメント。
100年に1度の危機、
というフレーズが付けられている今回の世界同時不況、
経済とともに歴史も大好きなかめさんは、
どうしても会社や産業の栄枯盛衰に目がいきます。


例えば読者のみなさんに100年前のNY市場で
最も時価総額が大きかった業種は?と質問して、
「鉄道」と答えられる方は
結構いるんじゃないかと思います。
では、鉄道株時価総額が
NY市場全体の時価総額に占める割合は
どのくらいだったと思われますか?
正解はなんと63%!
(Dimson,E.他、(山田香織他訳『証券市場の真実』 )
それが現在のNY市場での鉄道株シェアは0.2%ですから、
昨年末の東証でのトップ電気機器10.6%と比べても
諸行無常の響きありです(^^ゞ


かめは万年とは言えども、
100年後の東証のトップ業種が何になっているか、
かめさんには皆目見当がつきません(^^ゞ
ただ、100年前はトヨタの影も形もありませんでした。
未来が分からないなら
せめて過去にタイムスリップして現在を見てみる。
章男氏とは立場が違いますが、
こんなことにささやかな楽しみを見出す
かめさんでした=^_^=

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