2009/1/25 SUN
大統領就任式の熱狂からさめ、
オバマ大統領の前には課題が山積。
もちろん、経済再生が最大の案件ですが、
世界同時不況の根っこ、
金融危機を鎮静化するための
銀行国有化問題が
オバマ政権を悩ませています。


銀行国有化というと、
日本のバブル処理を飛び越えて
旧ソ連時代にあった
国営銀行まで思い出すかめさん。
銀行に限らず”国営”というと、
工場、農場など社会主義の代名詞、
という感じですよね。
本音をいえば、自由主義の総本山USAとしては
”国営”は避けたいところ。
でも、不良債権の買い取りや政府保証だけでは
なかなか金融不安が収まらないのも事実。


1929年の世界大恐慌を
アメリカはニューディール政策で乗り切りましたが、
実は1930年代のソ連、
1917年のロシア革命後計画経済が軌道に乗り、
世界で最も経済運営がうまくいっていた、
と言われます。
もちろん政治犯の安価な労働力を利用していたり
時間の経過とともに社会主義の弊害が目立ち、
資本主義に破れるのですが、
短期的には社会主義的な政策が効果的なことも
歴史が教えてくれます。


お隣中国もやっていることは資本主義ですが、
心は共産党一党独裁の社会主義。
北京五輪開会式での口パクが非難されましたが、
オバマ大統領就任式では
ヨー・ヨー・マのチェロ演奏が録音だったことがばれ、
ホワイトハウスの部屋配置も大統領に近い順と
ヒナ檀の並び順で序列が分かる共産主義国家と
実はあまり変わらないアメリカ。
日本のバブル処理に決着をつけたのも
最終的にはりそな銀行の国有化でした。
オバマさん、ここは体は売っても心は売らない心意気
(訳わかんないすが(^^ゞ)、
USAならぬUSSR(アメリカ社会主義共和国連邦)的発想で
銀行国有化目指しちゃいましょうよ=^_^=

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