2009/1/26 MON
ちと、思うところがあって、
1970年の超ベストセラー「日本人とユダヤ人」
を再読していたかめさん。
”「水と安全はタダ」と思っている日本人論”
で有名な本ですが、
正直今読むとあまり面白くなかったです。
中でも意外だったのが、
日本人を政治的天才として扱っているくだり。
確かに実権者が代わっても
天皇制を二重権力として利用してきた歴史は
なかなか他では見られませんが、
1970年当時の一般的な日本評は
経済一流、政治は三流。
ましてや、現在のように経済一流に疑問符が付き、
じゃ政治は、という時代じゃ・・・
時代を超えて価値があるのが古典の条件ならば、
やっぱり物足りなかったですネ。
そんなことを思いながら久しぶりに見た
大相撲千秋楽、テレビでは麻生さんが、
観衆の反応や漢字の読み間違いを気にしいしい、
「やっぱり横綱は強くなきゃ」。
二敗すれば引退、と言われながら、
見事復活Vを果たした朝青龍がうらやましい?麻生さん、
20%を割る支持率じゃ、言葉に自信もなくなるでしょう。
でも、今朝の日経の世論調査では
自・民参加の連立政権を望む声が最多52%あり、
国民は一方では
政治の安定性求めていることが分かります。
何度も書いた定額給付金。
国民の7割近くが反対していますが、
給付が決まれば「俺いらない」という人は少数派。
麻生さんがぶれずに実行に移していたら、
今頃は次の一手に行っていたはずです。
ま、終わったことをとやかく言うのは、
かめさん流ではないのでお終い。
「やっぱりリーダーは強くなきゃ」
と思うかめさんでした=^_^=