2009/2/2 MON
先月スポニチをパラパラめくっていたら、
漫画家西原(さいばら)理恵子さんの特集が。
「毎日かあさん」という
毎日新聞に連載されている漫画の作者で、
絵を見れば読者の皆さんも見覚えがあるはず。
西原さん本人の写真は初めて拝見したんですが、
ほんわかした感じの女性でまさに
「毎日かあさん」の主人公そのまま。
で、ちと驚いたのが、
「あいている時間で一番熱中しているのは?」
という質問に
「FX(外為証拠金取引)」とのお答え。
続いて
「始めたら、すぐに
サブプライム・ローンの問題が起こって。
その後、リーマン・ブラザーズって、
どこの兄弟かと思っていたら、
たちまち破たんした」と豪快に笑っていました。
ちなみにリーマン・ブラザーズは
ドイツのユダヤ系兄弟が始めた
米国の投資銀行のことです、ハイ(^^ゞ
で、損失も10万円くらいとのことで、
とやかく言うほどのことじゃないんです。
でも、FX取引を”諸外国の金利差で利益を得る”
なんて解説もついていて、
「それで儲かるなら日本だけがゼロ金利だったころ、
外国に投資すれば必ず儲かっていたはずじゃん」
とキレルかめさん。
で、で、もっと気になるのが
最近テレビでFXのCMが始まったこと。
もうパチンコ感覚ですね。
このコラムでも何度も書きましたが、
FXはギャンブル、ほとんどの人が最終的に負けます。
ギャンブルと割り切って
西原さんのようにガハハと
笑い飛ばせるならまだいいんですが、
仕組みやリスクを理解してやっている人は
ほとんどいません。
現に西原さんも・・・(^^ゞ
タバコのCMはテレビで制限されていますし、
パチンコはJリーグチームのスポンサーになれません。
金融庁さん、誰も見ないホームページで
FX取引に注意喚起するよりも、
まずテレビCM考えませんか?