2009/2/3 TUE
大麻事件で解雇か除名でもめた若麒麟問題も、
結局解雇で落着、各メディアでは
「大甘処分」と非難ごうごうです。
一方、今朝の日経新聞では
日本証券業協会(日証協)がパリバ証券に対して
不正なスワップ取引で得た
10億円超の利得を返還させるとの記事。
実は去年までは、
こういった場合の過怠金は5億円が上限でした。
でも違反行為が後を絶たないため、
不正な利得を全額没収できるようにしたそうです。
この日証協はじめ、日本の業界団体と言うのは、
同業者の仲良しクラブ的な存在、
情報交換といえば聞こえはいいのですが、
不正隠しやカルテルの温床とも言われてきました。
ところが証券業界も
破たん、業界再編、外資参入と続く荒波に、
もう性善説ではやっていけない、とういことで
今回の過怠金の上限撤廃、全額没収になりました。
相撲協会の武蔵川理事長は解雇に止めた理由を
「除名かわいそう」と説明したそうですが、
自らの処分はなく
「自分はじめみーんなかわいそう」という
仲良しクラブ的な発想がありあり。
なぜか、去年の抜き打ち検査を
パスしたままの幕内力士もいるそうですが、
こんな程度の処分ですむなら
「しめしめ」と喜んでいるでしょう゛(`ヘ´#)
ガッツポーズで怒られた朝青龍、
立ち合いの悪さで注意された各力士ともども
全員「馬の面にしょんべん」。
(馬の耳に念仏+蛙の面に小便、
汚くてすんません(^^ゞ)
大相撲も外資参入だけじゃなく、
破たんや再編がなきゃ
変わらないのかもしれないっすね・・・