2009/2/4 WED
今朝の各紙によると、サントリーが
過去最高の売上、純利益を記録したそうです。
この暗〜い世の中、
少しでも明る話題があるとなごむかめさん。
もちろん、市場全体は完全な頭打ちなんすが、
その中で非上場、同族経営のサントリーの健闘は
色んな角度から賞賛されそう。
中でも、1963年の参入以来
初の営業赤字を達成したビール事業は、
おしんや忠臣蔵が大好きな日本人には、
石の上にも46年でなんか応援したくなります。
とはいっても、実はかめさんサントリーのビールは
あまり好みじゃないんですよね(^^ゞ
他の大手3社のビールは2杯目からは、
もうどの銘柄でもよくなるんですが、
サントリーだけは2,3本空けても
「俺はサントリーだ」と自己主張が強烈。
逆にその点を支持する人を
46年かけて増やしてきたんでしょうね、
えらい!=^_^=
こんな風に45年間赤字だった部門を
辛抱強く育てるなんて、上場企業だったら、
「配当はどうした」「選択と集中でしょ」
とか株主の怒号にさらされて、
とっくに姿を消していたと思います。
その他にも他社のビール値上げに据え置きで対抗し、
逆に清涼飲料部門(業界2位)では
いつも価格改定のトップを切るなど
同族会社ならでは
意思決定の速さが活かされていると、
かめさんはにらんでいます(えらそう、たはは(^^ゞ)
もちろん、第三者の監視の目が届きずらい、
資金調達が大変など、
同族経営、非上場には様々なデメリットもあります。
でも、米国型市場至上主義が破たんした2009年、
これまで以上にサントリーに注目が集まりそうです=^_^=