2009/2/12 THU
昨日のワールドカップアジア最終予選
対オーストラリア戦はスコアレスドロー。
久しぶりに発売当日に売り切れた
代表戦チケットを手に駆け付けたサポーターも
不完全燃焼、という感じでしょうね。
ワールドカップ出場のための
最低ラインはクリアしてるんですが、
かめさんとして気になるのは試合結果より、
最近のサッカーをとりまく視線の厳しさ。
日本代表戦のスタンドに
空席が目立つのは慣れてしまいましたが、
最近はゴールデンタイムの視聴率も10%割れ。
15%が採算ラインと言われてますから、
アジアカップ予選アウエーのバーレーン戦で
中継がなかったのも仕方ないですかね(^^ゞ
それ以上に衝撃的だったのが
昨年のJリーグ優勝をかけた
鹿島VS札幌戦の視聴率が2.9%・・・
こりゃトホホです。
先月発表されたJリーグのアンケートによると、
観客の平均年齢が37.4歳と
1年前に比べて0.9歳上昇しています。
これって、ほとんど新しいファンが
増えていないっていうこと。
その証拠に年15回以上観戦したコア層が
入場者の75%を占めるという結果も。
30年後のJリーグのスタンド風景は、
上半身裸のおじいさんたちが
ウンチクを語っているのでしょうか(^^ゞ
実はサッカーのメンタリティーは
日本人にあっていないのでは?
と前々から思っているかめさん。
時間稼ぎを当然の策とする
マリーシア(ずる賢さ)は
松井の5連続四球を非難する日本人には
「卑怯」と映ります。
先輩を君付けで呼ぶJリーガーは
儒教の精神を尊ぶ日本人には
「生意気」と映ります。
企業の経営者は個を重んじるサッカーより、
和を重視するように見える
ラグビーやバレーボールを社員に奨励します。
よって最近のサッカー人気低下を「いい気味」だ、
という空気すら感じるかめさん。
ちと、ひがみすぎ?(^^ゞ
でも、フィジカルでは
俊敏性やスピード、持久力を要求されるサッカーは、
少なくとも高さや強さがかなりのウエイトを占める、
バスケット、バレー、ラグビーなんかよりも
数段日本人向け。
現に昨日のオーストラリア戦で
心配されていた「高さ」のハンデを感じた人は
ほとんどいなかったはず。
メンタリティーの面でも、
イングランド人とブラジル人のサッカーに対する
考え方、文化が大きく違うように、
日本人好みのサッカーに
進化していくことも可能だと思うかめさん。
あせらず、長ーい目で
サッカーを応援していきましょ=^_^=