2008/2/24 TUE
 映画「おくりびと」が米アカデミー賞で
 日本作品としては初めて
 外国語映画賞を受賞しました。
 松竹の株価も急騰し、
 いやー、めでたい=^_^=
 もちろん、日本のメディアも賞賛の嵐ですが、
 かめさんが気になるのが
 「映画制作委員会」方式というやつ。 
 
 Wikipediaからたどっていくと、
 この「映画制作委員会」方式というのが
 注目されたのは1984年「風の谷のナウシカ」
 辺りから、もう20年以上になるんですね。
 で、よく見る「映画制作委員会」のメンバーは
 映画会社、テレビ局、出版社、広告代理店の
 4社くらいというのがかめさんのイメージ。
 ところが「おくりびと」は
 何と10社が名を連ねています=^_^= 
 
 「映画制作委員会」の良いところは、
 当たり外れの多い映画制作のリスクを
 複数の社で分散すること。
 製作費200億円といわれた
 タイタニックは大成功でしたが、
 それに続いて同じくらいの製作費を投じた
 ポセイドン・アドベンチャーという映画が
 大コケだったように、
 映画はハイリスク・ハイリターンの代名詞(^^ゞ 
 
 以前、TBS"がっちりマンデー"で、
 映画制作委員会の様子が特集されていましたが、
 各社から数人づつ打ち合わせに参加して、
 かなりの大人数。
 一応、字幕に最初に出てくる会社が
 主幹事のような役割のようですが、
 番組MCの加藤浩次さんも、
 こんな大人数で相談して話がまとまるの?
 とツッコンデいました。 
 
 何事もうまくいっている時は
 問題点がなおざりにされ、
 行きすぎが出てくるもの。
 杞憂かもしれませんが、
 「おくりびと」の映画制作委員会10社を見て、
 チト心配になってくるかめさんでした(^^ゞ 
