2009/3/4 WED
今日は珍しく、ちとまじめな話題を。
一応こちらが本業です(^^ゞ
今朝の日経にも記事が載っていた
銀行の窓口でも買える
毎月分配型と呼ばれる投資信託があります。
ほとんどの国の国債が日本の金利より高いので、
金利差で儲かりまっせ、
毎月金利収入があるので年金代わりに、
と大人気に。
でも、セミナーとかでも話したんですが、
日本と外国の金利差は
為替相場を通じて帳消しになる理屈。
それでも確かに儲かっている投信も
あったんですが、
それはディーリング、短期売買のバクチで
勝った結果だったんです。
また毎月分配するということは
毎月税金を納める、ということ。
銀行預金の場合は別ですが、
投資信託の場合は
毎月キャッシュを受け取らずに複利運用が有利。
正直どれだけの方が
金利と為替の仕組みを理解して
この投資信託を買っていたか疑問なかめさん。
例えば株や商品相場と聞くと、
「おっ、危ぶなそう」
「ハイリスク・ハイリターン」
とみなさん警戒するでしょうが、
金利とか為替相場と聞くと、
なぜか警戒が緩むんですね。
金融機関の皆さんには大変申し訳ないのですが、
自分の身を守れるのは自分だけですよ=^_^=